「まずい給食」も出る時代に、学校で行われる味覚教育とは何か

今、子供の食環境に「黄信号」が灯っている。しかし、食環境を充実させようにも共働き家庭では限界もあり、「だからこそ学校で食育を」として実施されているのが、味覚の一週間というイベントだ。 「まずい給食」が話題になっている。神奈川県の中学校で、コスト削減のために給食室を閉鎖して外部の業者に委託したところ、大量の食べ残しが発生。テレビやネットで食べ残しの写真と共に大きく報じられた。 異物混入などの問題もあったようだが、この問題の根底には、生徒が食べる頃には給食が冷たくなっていたこと、生徒たちから「おかずがみんな同じ色だった」などの不満が出たように"見た目"も悪かった...

続きを読む