デビューから50周年、井上陽水の魅力をひも解く完全保存版! Pen5/1・5/15合併号「井上陽水が聴きたくて。」は4月15日(水)発売。

文:Pen編集部

フォーク・ブームが巻き起こる1969年にアンドレ・カンドレとしてデビュー。72年、井上陽水として改名後に発表した「傘がない」は、シラケ世代を象徴する曲として一躍、脚光を浴びた。 シンガー・ソングライターの草分けとして頭角を現した彼は、以来、ロックの領域にも足を踏み入れ、国民的シンガーとして不動の地位を築いた現在もなお、郷愁を誘うメロディで、シニカルかつ文学的な歌詞で、色香を纏う妖艶な歌声で、常に我々を虜にする。昭和から平成、令和へと時代は移り変わりながらも、デビュー50周年のただなかにあるこの音楽家は、なぜこうまで魅力的であり続けるのか。 ページをめくるごとにあの歌声が響く、総力特...

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