40年の熟成期間を経た幻のウイスキー「ポートエレン40年」が、1380本限定で販売

文:梶原博子

「ポートエレン」というウイスキーをご存じだろうか。スコッチウイスキーの6大生産地の中で、“ウイスキーの聖地”と呼ばれるアイラ島において、かつてポートエレン蒸溜所でつくられていたシングルモルトウイスキーのことである。その品質の高さから多くのファンをもつウイスキーだったが、1983年にポートエレン蒸溜所は惜しまれつつ閉鎖された。残された原酒はその数が減少し、さらに熟年数が増すにつれて年々希少価値が高まり、“幻のウイスキー”と呼ばれている。今回、その希少な原酒をボトリングした「ポートエレン40年」が、1380本限定で発売される。 40年熟成の「ポートエレン40年」のテーマは「9 RO...

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