ピノ・ノワールに魅了されたつくり手が、北海道三笠市にたどり着いてつくった究極の1本。

ピノ・ノワールは飲み手のみならず、つくり手をも虜にするブドウです。そのピノ・ノワールに導かれるようにワインづくりの道を歩いてきた人がいます。北海道三笠市でブドウを育て、ワインをつくっている宮本亮平さんです。 「ピノ・ノワールは私にとって人生の道しるべ。世界を広げてくれた大切な存在です」と宮本さん。 2004年、宮本さんはニュージーランドでのワインづくりの修業から帰国し、1本のブルゴーニュ産ワインに出合います。「心臓をつかまれて揺さぶられるような衝撃を受けました。ワインを飲んで感涙したのは、あとにも先にもこの時だけです」。そしてすぐにそのワインをつくったジャッキー・トルショーというブ...

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