テーマは禁酒法時代、超高級レアボトルが揃う店。

文:鈴木希実

独創的な料理で、アメリカ国内のみならず世界にその名を馳せたシカゴの有名店アリネアが、ニューヨークに初進出し、バーをオープンした。  禁酒法時代をテーマとするこの店は、20世紀初頭どころか1800年代からという、驚きのヴィンテージ・スピリッツを取り揃える。超高級のレアボトルも多く、なかには一杯600ドルという高額のカクテルも。食事もフォアグラや最高級のハモン・イベリコなど、贅沢なラインアップだ。予約でいっぱいの人気店だが、飛び込みなら平日の開店直後と22時以降が狙い目。なかなか普段使いとはいかないが、時にはちょっと贅沢に1920年代のニューヨークに思いを馳せてみては?

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