美しいフォルムにひと目惚れ、 「カルマンソロジ ー」の日本製ローファーに注目。

写真:加藤佳男 文:小暮昌弘

端正な佇まいで、オペラパンプスのようなドレッシーなローファーをデザインしたのは日本の「カルマンソロジー」。2018年にデビュー、世界最大のメンズ服展示会「ピッティ・イマジネ・ウオモ」に出展し、世界的にも注目されるシューズブランドだ。ブランド名はCALM(静寂)と、ANTHOLOGY(詩集)を組み合わせた造語で、「伝統と進化」をコンセプトに、日本人ならではのバランス感覚を纏った現代のスタンダード靴を提案する。この靴を手がけるのは金子真。国内の著名シューズブランドで17年間デザイナーを務めた後、このブランドを立ち上げた。ジャパンメイドらしい精緻な仕立てと外国製にも負けない洗練された雰囲気。...

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