「スノーピーク」✕「やまと」のカジュアルな“きもの”に注目しました。

写真:加藤佳男 文:高橋一史

都会の日常において、和の光景に親しむことが多くなったように感じます。日本家屋を改装したカフェで抹茶やほうじ茶のラテを飲んだり、家では作家がつくった工芸品の器に無国籍な料理を盛ったり。生活に浸透している和は、どれも現代的にアレンジされたもの。新しさを演出する工夫があるからこそ、我々の日常にフィットしているのでしょう。ここに紹介する一着も、“きもの” ながら洋服のように着やすくアレンジされた逸品。ウエスト位置にベルトループがあり、スポーツバックル仕様の細ベルトがあらかじめセットされています。上から帯を締める必要がなく、脱ぎ着も短時間で行えます。さらに生地は、汗が染みても弱酸性になる肌に優し...

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