ファッション史にも名を残す、ドワイト・アイゼンハワー元米大統領が愛用した万年筆。

テキサス州出身で、高校時代から「アイク」の愛称で親しまれたドワイト・D・アイゼンハワー。陸軍士官学校を卒業後、軍人としてノルマンディー上陸作戦を指揮し、第二次世界大戦終戦後の1952年に大統領選挙で共和党から指名され、第34代アメリカ大統領に就任した人物だ。 身だしなみに気を配っていた人らしく、軍人時代、指定された制服が気に入らず、新しいジャケットを製作させたというエピソードもあるほど。彼がデザインを指揮したジャケットは、短めの着丈で2つの大きな胸ポケット、幅広のウエストバンドが特徴。いまでもそのジャケットは彼の愛称から「アイク・ジャケット」と呼ばれ、多くの人に着用され続けている。フ...

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