店づくりの流れが変わった? 南青山に急遽出現した、ルメールの新店舗に注目。

写真:鈴木奈保子

店づくりに新たな動きが起きている。都内の空き物件をスケルトンのまま活かした空間に、単菅パイプや中古の家具が持ち込まれ、最小限の操作で一時的に“場”がつくり出されている。仕掛けているのは、設計・デザイン事務所「ダイケイ・ミルズ(DAIKEI MILLS)」とアートブック・ディストリビューター「トゥエルブブックス(twelvebooks)」の対話から生まれたプロジェクト「スクワット(SKWAT)」。表参道駅から根津美術館方面へ向かう御幸通り(フロムファースト通り)沿いにオープンした「スクワット/ルメール」も同プロジェクトの一環である。 什器には、100年ほど前に大阪で建てられた古民家の廃...

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