Souvenir 江戸時代から続く、もの作り。

江戸時代から続く、もの作り。

江戸屋

江戸屋

エリア:小伝馬町

江戸時代に安藤広重によって描かれた絵が店先に飾られています。

旧奥州街道の両脇には大店が軒を連ね、大勢の町人が行き交います。真っすぐ延びた街道の先には清々しい富士山。いまとはずいぶん違う景色だなと店の前に立ってみると、広重の富士山とは真逆の位置にスカイツリーが。


往来の様子は300年程前と劇的に変化を遂げましたが、この「江戸屋」は絵の中と変わらず商いを続けています。12代目となる店主、濱田捷利氏は言います。「享保3年、創業当初、白粉(おしろい)刷毛や経師刷毛を扱う御用商人でした。屋号は幕府から頂戴したものです」。


現在の商品は、染色刷毛から、明治以降に登場したブラシ類約3,000種。歯ブラシにヘアブラシ、コスメブラシ、掃除用ブラシ……、ふだん、あまり意識することはありませんが、実は、生活の中にブラシは数多く存在します。

「刷毛類は昔ながらの方法で、職人さんたちの手によって作られます。馬、豚、リス、山羊、鹿、植物など、刷毛もブラシもこうした天然素材を用途に応じて使い分けています」(濱田氏)。一貫したもの作りの姿勢は、いまも昔も変わることがありません。


上写真:刷毛とブラシが店内を埋めている。天井から下がっているのは、ビン洗いやパイプ掃除用ブラシなど。奥に、安藤広重の絵が見える。

江戸時代から続く、もの作り。

店の前が、江戸時代にはメインストリートだった旧奥州街道(現在は大伝馬本町通り)。かの家光公も東照宮参拝の際はこの道を通ったとか。

江戸時代から続く、もの作り。

馬の毛を使った急須用ブラシ¥472、おろし金用ブラシ¥735は植物のパキンを使用。シュロの食器洗いなど、生活に役立つブラシがずらりと並ぶ。

    東京都中央区日本橋大伝馬町2-16
    TEL:03-3664-5671
    営業時間:9時~17時
    休日:土曜日・日曜日・祝 日
    現金のみ
    http://www.nihonbashi-edoya.co.jp/
Souvenir 江戸時代から続く、もの作り。