Shops “TOKYO”にオマージュを捧げた、表参道の「マルニ」旗艦店が楽しい!

“TOKYO”にオマージュを捧げた、表参道の「マルニ」旗艦店が楽しい!

写真:高島啓行

マルニ 表参道

マルニ 表参道

エリア:表参道

やわらかく、少年っぽさを残しながらも、品がある。フランチェスコ・リッソ率いる、イタリアのファッションブランド「マルニ」には、そんなイメージが漂います。それは、シャツやパンツがバルーン状のシルエットだったり、コーラルレッドやスカイブルーといった鮮やかな配色だったり、素材の組み合わせやちょっとした柄の入れ方などの、計算されたディテールから感じるのかもしれません。

表参道ヒルズ西館1階にオープンした「マルニ 表参道」は、そんなイメージをそのまま表現しています。4つの空間で構成された、総面積約300㎡の広さを誇る縦長の空間。まず目に入るのは、コンクリートに大理石をあしらった、迫力のあるエントランスホールで、ここではバッグやジュエリーが揃います。波状の階段を上っていくと、レディースのシューズとショーコレクション、続いてメンズ、最後にレディースのリゾートコレクションが展開します。道線はどこもゆるやかにカーブしているため、角を曲がり終えるとそれぞれの空間が現れます。次にどんなアイテムが出てくるのか予想できない、“発見”を促す仕組み。

マルニお馴染みの波形のスチールレールはもちろん健在。シューズやバッグの置かれている什器までもが曲線を描く、不思議な空間には、全世界で採用しているライラックカラーに加え、明るいピンクやグリーン、コンクリート打ちっぱなしの壁が目を惹きます。これは、クリエイティブ・ディレクターのフランチェスコ・リッソが来日時に見た街中の色や、表参道ヒルズを手がけた安藤忠雄の建築など、東京の街へのオマージュによるものだそう。さらに、流れるような動線は、奥の部屋を川上、エントランスを川下に見立ててのもので、日本庭園から着想を得ています。遊び心ある設計に、なんだか楽しくなってきます。人々がショッピングに求める高揚感が、この店には満ちみちています。

写真上:表参道に面した旗艦店。ブランドの美学を見事に反映しつつ、フランチェスコの日本への愛も感じるデザインです。

“TOKYO”にオマージュを捧げた、表参道の「マルニ」旗艦店が楽しい!

メンズのコーナー。これまでメンズウエアを扱っていたのは、百貨店の店舗のみでした。この旗艦店にはメンズウエアも豊富に揃います。

“TOKYO”にオマージュを捧げた、表参道の「マルニ」旗艦店が楽しい!

フロントにはベッツィー・ポットラックによる男女のイラストが、バックにはフロリアン・ヘッズの写真がプリントされたシャツ。「アーティストプリント オーバーサイズベースボールシャツ」¥181,440(税込)

“TOKYO”にオマージュを捧げた、表参道の「マルニ」旗艦店が楽しい!

厚くて硬く、傷のつきにくいPVCバッグ。オープン記念の数量限定商品です。同素材のポーチや、右端のインナーバッグ付き。「PVCクリアトートバッグ」各¥69,120(税込)

“TOKYO”にオマージュを捧げた、表参道の「マルニ」旗艦店が楽しい!

先行発売されたメンズスニーカーは左から、レッド、ネイビー、ブルー。「ウルトラライトスニーカー」各¥43,200(税込)

    東京都渋谷区神宮前4-12-10
    TEL:03-3403-8660
    営業時間:11時〜21時(月~土) 11時~20時(日) ※表参道ヒルズの営業時間に準ずる 
    不定休
    www.marni.com

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