Shops いまだからこそ、“書く”楽しさを。

いまだからこそ、“書く”楽しさを。

カキモリ

カキモリ

エリア:蔵前

文具を通じて、人とのつながりをと、広瀬琢磨さんが2010 年11月オープンしたのが「カキモリ」です。

楽しく書く人、との思いを込めてカキモリ。すぐ試し書きができるようショーケースではなく、壁に並べられた万年筆は、チェコ製の学生用(1,050 円)から3 万円台のペリカンまで。紙類は、浅草・満寿屋の原稿用紙に写真家・大沼ショージによる凹凸舎の大人の絵日記帖に、倉敷意匠計画の階段ノートなどなど、国内で広瀬さんが直接、会って買い付けたものが中心。さほど広くない店内だが、一つひとつの物の豊かさに見入って時間を忘れてしまいます。


ぜひ、試してほしいのがオリジナルノート作り。蔵前という土地柄、大手紙メーカーから印刷、製本、金具や皮、布の卸しに加工と、もの作りが集中。広瀬さんは日々自転車で走り回りながら材料を集め、この店に訪れた人が自由に素材を組み合わせてノート作りができるように考えました。待つこと約10分、800~2,000 円でノートは完成。手にすると、既製品の高価なノートをもつよりうれしい。

「手作りの温もりに興味をもつ人が増えつつあることを実感します。ここはそういう人が集まる地域でもあるのでしょう」


上写真:表紙は50種、サイズは2種類、紙は7種類、そしてリングの色と、ゴム留めにするか皮の封緘にするかを選んで、オリジナルノートが出来上がる。

いまだからこそ、“書く”楽しさを。

浅草・満寿屋の原稿用紙は小山薫堂も愛用とか。ほか、大阪のチャルカの東欧風封筒や、型染め作家の関美穂子による二つ折りカードなども。

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壁に並んだ万年筆は、数種類の紙に試し書きが可能。万年筆と紙の相性によって文字の表情が違うことなど、いまさらながら発見の連続で楽しい。

    東京都台東区蔵前4-20-12
    TEL:03-3864-3898
    営業時間:12時~19時
    定休日:月曜日
    http://www.kakimori.com/
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愛用品と、ともに。