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大人が楽しめる、先端科学の殿堂へ。

日本科学未来館

日本科学未来館

エリア:テレコムセンター

8人の宇宙飛行士を輩出し、ロボット開発では世界をリード。日本は世界有数の科学技術大国ですが、科学館と名のつく施設は小規模なものが多く、大人が楽しめる施設はそう多くありません。ただし、ド迫力の「地球」が出迎えてくれる日本科学未来館を除いては、です。


エントランスを入るとすぐ左手に、6階までの吹き抜け空間があります。そこに浮かぶのが、球体表面に約1万枚の有機ELパネルが貼られた直径約6mのGeo-Cosmos(ジオ・コスモス)。並んだソファに寝転んで、ずっと見上げていたいほど心地よい“地球ディスプレイ”。エスカレーターで6 階まで上がれば、自分が宇宙空間に浮遊しているかのような未知の3D感覚を体験できる「ドームシアターガイア」も。


日本の誇るヒューマノイドロボットASIMOの実演は、1日2回。身長130㎝のASIMOが自在に動くのを間近で見ると、大人も子どもも歓声を上げます。「科学を伝えること」に重きを置いたこの科学館では、小難しくなりがちな先端科学技術の展示を工夫し、科学をわかりやすく解説する人材の育成にも努めてきました。


そもそも大規模な総合科学館は東京に3館あるだけですが、そのなかでも日本科学未来館は展示方法が秀逸。研究者や技術者の「創造力」をインスタレーション風に表現したり、インターネットで情報が伝わる仕組みを巨大な「物理モデル」で視覚化したり。そうした工夫の成果か、科学館や博物館ではおなじみの修学旅行生や、最近は外国からの団体客も多いそうですが、来館者の半分以上が個人客で、半分以上は大人だそう。つまり、大人が訪れても「楽しい」ということです。デートスポットにもなっている科学館は、日本でここだけかもしれません。


上写真:雲の動きや海表面温度など、画像を合成してさまざまな地球を映し出すGeo-Cosmos。ジェフ・ミルズが手がけた音楽が流れる。

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スーパーカミオカンデの10分の1模型。中に入れば、微小な素粒子ニュートリノを検出するこの装置がいかに巨大かを実感できる。素粒子研究も日本が世界をリード。

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ASIMOの実演がいつでも見られるのは、東京では、こことHondaウェルカムプラザ青山だけ。「人間と同様にできること」「人間にはできないこと」など、実演は興味深い。

    東京都江東区青海2-3-6
    TEL:03-3570-9151
    開場時間:10時~17時(入館は16時30分まで)
    定休日:火曜日(祝、春・夏・冬休み期間中をのぞく)、12月28日~1月1日
    料金:常設展示¥600(大人)、¥200(18歳以下)
    http://www.miraikan.jst.go.jp/
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やっぱり、アメトラでいこう。