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“聖地”で見る、伝統のスポーツ

国技館

国技館

エリア:両国

独特の調子で力士の名前を呼び上げる呼出し(よびだし)。軍配を振りかざして取組を仕切る行司(ぎょうじ)。そして土俵に塩をまき、四股(しこ)を踏む力士。

相撲は、時に一瞬で勝敗が決するスポーツですが、こういった作法もまた、相撲の一部。相撲は『古事記』や『日本書紀』にも記述があるほど古い起源をもち、さまざまな伝統がいまに受け継がれている「神事」なのです。その一方、客席から歓声が飛び交い、手に汗握る熱戦が繰り広げられるスポーツでもあります。

その両方を味わいたいなら、相撲の“ 聖地” 国技館へ。朝早くに開場、最下級力士の取組から始まり、夕方に向けて、徐々に上位陣へと移っていく長い一日の中で、国技たる相撲の魅力を肌で感じられるでしょう。

2009年、国技館は開館100周年を迎えました。といっても、現在の両国国技館が完成したのは実は1985年。1909年に浄土宗の寺である回向院(墨田区両国)境内に建てられた旧両国国技館、54年に台東区蔵前に開館した蔵前国技館に続く、いわば3代目。相撲の長い歴史からすればたったの100年ですが、それは由緒ある100年なのです。


上写真:最大1万1098人を収容。1階は、土俵すぐそばのタマリ席(飲食不可)と座布団が敷かれたマス席。2階がイス席となっている。ぜひとも食事をしながら観戦したい。

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国技館1階には相撲博物館がある。開館時間は10時~16時30分(休日:土、日、祝、年末年始)。約150㎡と広くはないが、錦絵や化粧まわしなど約3万点の所蔵品を誇る。

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売店に並ぶのは、他では買えないものばかり。力士の手形色紙(¥320)や、外国人観光客にはバスタオル(¥1,600)など派手でわかりやすいものが人気。

    東京都墨田区横網1-3-28
    TEL:03-3623-5111(日本相撲協会)
    開場時間:日によって異なる
    定休日:1月、5月、9月のそれぞれ15日間の本場所開催時以外
    料金:¥14,300(タマリ席)、¥9,200~11,300(マス席、1人あたりの料金)、¥2,100~8,200(イス席)
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