Food 鶏の白子にハムユイ+ハンバーグ、食通注目のタッグが繰り出す、中華×ワインの...

鶏の白子にハムユイ+ハンバーグ、食通注目のタッグが繰り出す、中華×ワインの強烈パンチ!

写真:榊 水麗

サウスラボ南方

サウスラボ南方

エリア:錦糸町

美しいけれどほんのちょっぴりの量を盛りつけた中華に、飲み口軽い自然派ワインーーそんな取り合わせも、そろそろ食傷気味では? 錦糸町にオープンした「サウスラボ南方」は、可愛らしい真っ赤なシェードに大きな窓と、店構えこそイマドキ風ですが、よくあるトレンドとは一線を画した店です。

たとえば、「鶏子戈渣(鶏白子ペースト揚げ)」。多くの雄鶏は成長してしまう前に食用として処理されてしまうため、白子が味わえるチャンスは、日本ではあまりありません。そんな貴重な鶏の白子をペースト状にし、上湯でのばして火を通す。それを1日冷やしてから揚げる――という手の込んだ料理で、箸でつまむと崩れるほどふんわりとした白子は、まるでフォアグラのように濃厚な食感。「咸魚肉餅(ハムユイ=塩漬け魚の蒸しハンバーグ)」は、中国でよく食されるミナミコノシロという魚を塩漬けにし、発酵させたものを豚ひき肉の蒸しハンバーグで囲った一品。食欲をそそる香りや塩辛さが、アンチョビや、くさやを彷彿させます。

中毒になりそうな、個性的なメニューに合わせたいのは、強さをもつワイン。フランス・ジュラ地方のシャルドネ「モンブルジョ」などは、紹興酒?アイラモルト?と思わせるような、独特のスモーキーな香りを放ちます。さらに、濃厚でタンニン強め(!)のピノ・ノワールなど、揃っているのはひと筋縄ではいかないようなクセ者ワインばかりです。

これらのメニューは、実は王道きわまる広東料理や潮州料理。料理長は、名店「福臨門酒家」で腕をふるったトミーさん。メニュー考案やワインのセレクトは、香港通として知られ、神宮前の人気店「楽記」にも携わっている菊地和男さん。そんなふたりがタッグを組んだ新店となれば、食通が注目すること必至です。厳選素材でつくられた広東料理の真髄と、他では飲めないようなラインアップのワインとの組み合わせ。一度味わえばクセになるはずです。


写真上:表面の照りが美しく、パリッと香ばしい食感の「脆皮炸子鶏(クリスピーチキン)」。骨付きで、骨周辺の焼き具合はレア。¥10,260(税込、要予約)

鶏の白子にハムユイ+ハンバーグ、食通注目のタッグが繰り出す、中華×ワインの強烈パンチ!

日本ではほとんど手に入らないという、鶏の白子を用いた「鶏子戈渣(鶏白子ペースト揚げ)」。¥1,728(税込、要予約)

鶏の白子にハムユイ+ハンバーグ、食通注目のタッグが繰り出す、中華×ワインの強烈パンチ!

塩気の効いたハムユイとあっさりした豚ひき肉のハンバーグとの組み合わせが絶妙な、「咸魚肉餅(塩漬け魚の蒸しハンバーグ)」。ご飯やお酒が進みます。¥1,728(税込)

鶏の白子にハムユイ+ハンバーグ、食通注目のタッグが繰り出す、中華×ワインの強烈パンチ!

自然派だけでなく、独特な味や香りの強いジョージアワインやフランスワインが揃っています。

鶏の白子にハムユイ+ハンバーグ、食通注目のタッグが繰り出す、中華×ワインの強烈パンチ!

木製の家具にコンクリート打ちっ放しの壁、開放感のある大きな窓と、モダンなインテリアの店内。こんな空間で堪能する広東料理とワインとのマッチングは格別です。

    東京都墨田区錦糸3-7-3
    TEL:03-6658-5299
    営業時間:18時~23時(火~金) 12時~23時(土) 12時~22時(日)
    定休日:月

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