Food 日本経済の中心地で、庶民的もつ焼き。

日本経済の中心地で、庶民的もつ焼き。

日本再生酒場 もつやき処 い志井

日本再生酒場 もつやき処 い志井

エリア:丸の内

丸の内といえば、大手銀行や大企業、とりわけ明治の大実業家・岩崎弥太郎を祖とする三菱グループを抱える、日本の金融と経済の中心地です。いわゆるエリートが働く街にある、新丸の内ビルディング。なぜかこの地にもつ焼きの立ち飲みがあるのです。「い志井」のルーツは、1950年に開店した東京・中野の立ち飲み屋台。


群馬県高崎市の食肉センターより朝一番取りのホルモンを仕入れて、ていねいな下処理を経て焼いています。先代創業者(スタッフはおやっさんと親しみを込めて呼んでいる)が開いた店の跡を継いだ2代目が展開したのが「日本再生酒場」という業態。戦後復興から高度成長へと、日本中が活気づいていた時代と、いまの「い志井」を築き上げた先代への感謝を込め、昭和30~ 40年代を彷彿とさせる店を再現したのです。


「この場所ですが、値段はほかの店と同じなんです」と店長の保坂直之氏。上階のオフィスから直結のエレベーターが目前にあり、「こんばんは、どうぞ!」の掛け声に吸い込まれていく。どれだけ時代が変わろうと、市井の人々がほっと一息つける場所は、案外変わらないものなのかもしれません。


上写真:モダンなフロアや他店と対照的に、提灯が吊るされ、ビールケースを積み上げた簡易テーブルが並ぶ。昭和30年代を再現したディテールにも注目したい。

日本経済の中心地で、庶民的もつ焼き。

手前より、もつ焼き1本¥140~。品切れの場合は札が赤字になる。ピーマンの苦みと軟骨のコリコリした食感が人気のつくPは1本¥430。生ビール¥550

日本経済の中心地で、庶民的もつ焼き。

すぐ近くにはJRの高架下や新橋という飲み屋街があるにもかかわらず、この地上38階建てのビルの中に立ち飲み屋があるというギャップが面白い。

    東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング5F
    TEL: 03-6267-0989
    営業時間:11時~13時30分L.O.、16時~深夜1時L.O.(月~土)
    11時~21時30分L.O. (日・祝)
    不定休
    http://www.ishii-world.jp/
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