常連客に愛される町のパン屋さん。

粉花
エリア:浅草
浅草っ子の姉妹が仲良く営むパン屋さんには、開店直後から地元の人たちが入れ代わり立ち代わり。お姉さんの藤岡真由美さんがパンを焼き、妹の恵さんはコーヒーを淹れたり、接客したり。
OLだった真由美さんは、パソコンを前に仕事をしている時間でさえパンを焼いていたいと願い、薬剤師だった恵さんは薬って本当は好きじゃないのかもと迷い、心を決めたふたりで店をオープンしたのです。
成長を左右するからと、できるだけ自然素材を取り入れたキッチンでオーガニックレーズンと水で自家製酵母を育て、北海道産の小麦粉、沖縄の塩、フランス産のクルミ、オーガニックのドライフルーツなど安全性に配慮した材料を選んで、パンを焼く。へーゼルナッツとクランベリーのベーグルにクルミとイチジクのパン、喜界島のきび砂糖少しと無塩バターを用いた食パンの生地で焼いた丸パン……。アンティークのパンケースから選んで、ぜひ、店内のテーブルでコーヒーとともに。
「焼いたパンがかわいいから、美味しいと食べてくれる人の顔を見られるのが幸せ」という真由美さんの思いが、コーヒーの香りとともに小さな店内いっぱいに満ちていきます。
上写真:左が妹の恵さん、そして姉の真由美さん。1カ月に3、4回、ここでパン教室を開催する。トライしたいと思ったら直接、問い合わせを。

国産ライ麦のカレンツ入りのパン¥220、すぐに売り切れてしまう丸パン¥200など。予約をする人も多く、食べきれない分は冷凍しておけば大丈夫。

くるみとマロンのパン¥300にはマスカルポーネチーズが添えられて。恵さんが淹れ方まで学んだ「グラウベル」のコーヒー¥500も人気だ。
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東京都台東区浅草3-25-6
TEL:03-3874-7302
パンの販売:10時30分~売り切れまで
カフェ:不定期 売り切れじまいあり
定休日:日・月・火・ 祝
現金のみ
http://asakusakonohana.com/