Food 町の名物から、町の憩い酒場へ。

町の名物から、町の憩い酒場へ。

富士屋本店グリルバー

富士屋本店グリルバー

エリア:三軒茶屋

親しみを込めて「釣り堀跡」と呼ばれているこの店、以前は実際に三軒茶屋名物の釣り堀でした。


「看板もそのままですし、このカウンターも少し高さを上げたけど、釣り堀をそのまま生かしているんですよ。ほら、ここは常連さんが取り壊し前に残した落書きなんです」とソムリエの加藤雄三氏。正式名称は釣り堀跡ではなく「富士屋本店グリルバー」。渋谷の「富士屋本店」の系列店で、あちらのオーナーの息子が店主です。もともと富士屋は渋谷で創業120年の酒屋。この店のほかにも渋谷にも立ち飲みは2軒ありますが、いずれも酒屋の強みを生かしたワインの種類とその安さが人気のひとつ。


ネーミングにチャーハンとついていたりと気取りないけど、フレンチベースの料理は立ち飲みと侮れないレベルの高さ。合わせるワインもグラスだけで約20種。スイスやオーストリアなど珍しい産地も揃えています。土・日は早い時間帯から満員御礼となるのもうなずける。


新旧「富士屋」をきっかけに、江戸時代の屋台寿司、戦後の闇市、そして現在の多様化に続く、立ち飲み文化の真髄に触れてほしい。


上写真:大きなテーブル席があるので、グループで料理をシェアしながら食べることができる。釣り堀だったというカウンターもぜひ見ておきたいポイント。

町の名物から、町の憩い酒場へ。

クリエイティブ系の仕事に就く人が多い三軒茶屋の店のピークは20時を過ぎたあたりから。グリルバーと釣り堀の看板が仲良く並んでいる。

町の名物から、町の憩い酒場へ。

写真は鶏レバームース¥650と自然派ワインのイル・ヴェイ ピノ・グリージョ¥800。人気のメニューはほかにサラダリヨネーズ¥850、サザエの肝バター焼き¥850、ステーキ&フリット¥1,100など。

    東京都世田谷区太子堂4-18-1
    TEL:03-3411-0909
    営業時間:16時~22時30分 L.O.
    不定休
    現金のみ
Food 町の名物から、町の憩い酒場へ。