僧侶も虜になった、手づくり塩辛の魅力。

担当:編集T
世界遺産名:平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―

平泉で取材班が注目したのが、真イカを使用した「珍味、旭屋のしおから」。このしおからには誕生秘話があります。昭和30年代に中尊寺に赴任してきた僧侶、佐々木実高さんが魚屋、旭屋とコラボして生まれた名物。すべて手作りで、実際に食べてみるとコクが強く塩気もパンチもあり。「昔ながらのしおから」といった感じです。
佐々木さんは金色堂に藤原3代の亡骸が眠っていることを発見し、当時の文部科学省に熱心に調査を依頼した人物。彼の熱意は平泉を世界遺産に登録させ、「美味しいしおから」を平泉に残したのです。

珍味、旭屋のしおから ¥500~¥650

旭屋
TEL:0191-46-2533