THE GENTLEMAN'S WAY

ショパールが考える「L.U.C」と、その持ち主のライフスタイルを
表現するコンセプトが「The Gentleman’s Way」です。
ショパールではその世界観を共有するために、複数のショートフィルムを製作し、公開してきました。
そこで生まれたユニークなユーモアのセンスが、いま広がっています。

ジェントルマンたちの心を揺さぶる、
コレクションに秘めた精神とは。

英国紳士の代名詞であるコリン・ファース。さまざまな役を演じる中で、ソフィスティケイトされたスタイルに話題が集まる俳優。

ショパールの「L.U.C」は、なぜ現代のジェントルマンたちに支持され、愛されるのでしょうか。メゾンの重要な支持者であり、共同社長カール‐フリードリッヒ・ショイフレの友人でもある俳優コリン・ファースの存在は、多くの示唆を与えてくれます。日本では2019年1月に、ヨットでの冒険を描く新作映画『喜望峰の風に乗せて(原題:The Mercy)』の公開が予定されているファースは、絶大な人気を誇る俳優です。『英国王のスピーチ』(2011年)で主演男優賞を獲得した彼は、ショパールの「ファミリー」的な存在と目されています。俳優という職業とあらゆる役柄に対する真摯な姿勢、社会の諸問題に対する正義感と誠実さ、そして大英帝国勲章コマンダー(CBE)でもある生粋の英国紳士。それは、自らに「カリテ・フルリエ」という、事実上最も厳しい品質基準をあえて課すショパールの立ち位置と重なります。いわばショパールの考える「ジェントルマン」のライフスタイルを体現している存在と言ってもいいでしょう。一方、ショパール共同社長カール‐フリードリッヒ・ショイフレも、あらゆる逆境と周囲の反対をものともせず、 メゾンのマニュファクチュール化という大冒険に乗り出し、「L.U.C」という成功を収めた、硬骨のジェントルマンにほかならないのです。

カール-フリードリッヒ・ショイフレは、1996年にマニュファクチュール設立を実現。クラシックカーやワインにも造詣が深い。

エシカルゴールド宣言が示唆する、
“サステナブルなラグジュアリー”

ショパール共同社長であるカール‐フリードリッヒ、およびキャロライン・ショイフレが2018年3月、バーゼルワールドで開いた記者会見は、大きな話題を呼びました。それは新作の紹介などでは一切なく、唯一のテーマが「ショパールの時計とジュエリーは7月以降、“エシカルゴールド”以外の金を使わない」というものだったのです。エシカルゴールドは、採掘の過程が明らかで採掘者への正当な報酬の支払いが保証された“フェアマインドゴールド”など、トレーサビリティが明確な「倫理的なゴールド」です。企業としての社会的責任を明確にするこの会見にはコリン・ファースも出席し、大きな注目と反響を呼ぶことになりました。さらにショパールは、国連開発計画の「持続可能な開発目標」=通称「国連グローバル・ゴールズ」と提携を発表。ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)、貧困への終止符、地球の保護、すべての人による平和と豊かさの享受といった目標への共感と同意を示したのです。ショパールが「サステナブル・ラグジュアリーへの旅」と呼ぶ長期的プロジェクトと、国連グローバル・ゴールズの視線は重なっています。ショパールは、フェアでサステナブルなラグジュアリーを目指すブランドなのです。