08

夏のだるさを吹き飛ばす! 栄養たっぷりの野菜ジュースをつくりたいのですが。
食家電担当:築野由佳さん
大学卒業後、学童保育指導員として食育に携わる。飲食店勤務を経て蔦屋家電に入社。食に関する豊富な知識で商品セレクトやイベントを担当。商品はできるだけ発売前に試用して、使い勝手を確認しているそうだ。
「みなさんは、ジューサーとブレンダー(ミキサー)の違いをご存じですか? ともに果物や野菜などの食材を細かく砕き、液状やペースト状にするよく似た器具で、役割がかぶる部分もあります。どちらもジュースをつくることができますが、両者には大きな違いがあります。ジューサーは、食材を絞りフィルターで漉して水分だけを取り出すので、繊維があまり混じらず、比較的さらっとした液体になります。これに対してブレンダーはボトルの底にあるブレードで食材を細かく粉砕し、攪拌します。したがってとろみのある液体になります」
栄養素を壊さずしっかり絞れる「低速回転式」
「このように、ジュースをつくるには高速回転式のブレンダーと低速回転式のジューサーの2タイプがありますが、よりジュースの栄養価にこだわりたい方にお薦めするのが低速回転式です。これは食材をカットするのではなく、スクリューがゆっくり回転し、すりつぶすように食材を搾ります。高速回転式に比べ摩擦が少ないので、栄養素が壊れにくいことと、高速回転式ブレンダーに比べて作動音が圧倒的に静かなのがメリット。いま流行しているコールドプレスジュースを家庭で楽しむことができます」


「とくにヒューロムの『スロージューサーH-AA』は非常に搾汁率が高く、パラパラの繊維が残るだけになるまでしっかり搾ることができます。搾った液体を漉すストレーナーはフィルターの目の細かさが2種類あり、サラサラのジュースも、ねっとりしたジュースもつくれます。ブドウなどは皮ごと入れると甘みをしっかり...
続きを読むには、会員登録(無料)が必要です。
最新号プレゼントも実施中!