“ランドセルの名門”が開いた新拠点、「土屋鞄製造所 軽井澤工房」にぜひ注目を。

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    軽井沢に誕生した「土屋鞄製造所 軽井澤工房」。豊かな景観と調和し、品格のあるものづくりを継承しています。写真左が工房棟、中央が併設のショップ「土屋鞄製造所 軽井澤工房店」。

    軽井沢といえば、避暑地として不動の人気を誇るスポットです。夏休みを先取りしてぜひ親子で出かけてほしいのが、6月26日にオープンした「土屋鞄製造所 軽井澤工房」です。


    創業50周年を迎える土屋鞄製造所は、そもそもランドセルをつくる工房として職人ふたりでスタートしました。いまでは幅広い世代の職人たちが切磋琢磨しモノづくりを行っていますが、節目の今年、世代を超えて技術を紡いでいく場として、新たに軽井澤工房を開くことになったのです。


    ここで1点ずつ丁寧につくられるランドセルは、西洋で培われた鞄づくりの文化を継承しながらも、日本の職人技術やおもてなしの精神が込められたもの。人生で一度きりのランドセル選びが幸せな時間になるようにと、工房は家族でゆっくりと過ごせる「親子の思い出づくり工房」がコンセプトになっています。


    建物奥には見学スペースがあり、ランドセルの製造風景を目と耳と匂いで直接感じることができ、さらに大きな窓から広々とした芝生の庭に出て、自然の恵み豊かなロケーションを味わうことも。併設されたショップでは大人向けのレザーバッグや小物なども扱っているので、小学校入学前のお子さんをもつ親御さんだけでなく、親子の夏の思い出づくりに一度訪れてみてはいかがでしょう。(Pen編集部)

    併設のショップ、軽井澤工房店の店内。土屋鞄の57種類のランドセルがラインナップ。スタンダードなタイプから、今どきなカラフルなタイプまで。牛革、コードバン、クラリーノ® ・エフ、ヌメ革と多様な素材を揃えています。価格は¥53,000〜で、素材や種類によって異なります。

    ショップには大人向けの製品も。革の魅力を楽しめるシンプルなデザインと丈夫なつくりが特徴。ビジネスバッグからカジュアルなショルダーバッグ、トートバッグ、財布、ステーショナリーなども豊富に揃えています。

    工房の見学スペースは、自由に足を運ぶことができます。日々の生活に密着した、大切な”道具”が生み出される現場を親子で楽しめるはず。

    鞄の縫製は、一点ずつ職人の手によってミシンで丁寧に製造されています。

    土屋鞄製造所 軽井澤工房店
    長野県北佐久郡軽井沢町発地200
    TEL:0267-44-6081
    営業時間:10時~18時
    不定休 ※時期によって変動するので事前にご確認ください。
    www.tsuchiya-randoseru.jp/karuizawa/
    www.tsuchiya-kaban.jp