「ティソ」からアールデコ全盛期に生まれた歴史的モデルが、100年の時を...

「ティソ」からアールデコ全盛期に生まれた歴史的モデルが、100年の時を経て復刻。

文:笠木恵司

「ポルト」というモデル名はワインで知られるポルトガル北部の港町に由来。12月末日まで「TISSOT刻印キャンペーン」を実施しており、購入者の希望する文字とヨーロッパに伝わるラッキーアイテムの刻印を無料でサービスする。

最近の腕時計は、昔懐かしいヴィンテージテイストがひとつのトレンドになっているが、「ティソ」ではその王道ともいえるコレクションを復刻した。アール・デコの全盛期だった1919年に誕生した「ティソ ポルト」だ。このネーミングは、ポルトガル北部に位置し、世界3大酒精強化ワインのひとつに数えられるポートワインの出荷が盛んな港街ポルトに由来する。この歴史的モデルが今年で100周年を迎え、機械式とクオーツの2タイプで記念モデルが登場した。

優雅な曲線で造形された樽型のケースに、華奢でデリケートなワイヤーラグの組み合わせが高貴な印象。ただし、ダイヤルにはダイナミックにデフォルメされたアラビア数字を配置。かつてティソだけに供給されていた書体だという。このダイヤルに、クラシカルな色気を感じさせる独特の時分針がマッチ。
そして、6時位置の精密なスモールセコンドが、ノスタルジックなイメージを決定的にしている。ケースと同じ形状を線で描いた中に、細かな目盛りのレールウェイトラックと10秒ごとのアラビア数字。当時の精度へのこだわりをアピールするデザインではないだろうか。

3針の機械式ムーブメントだけでなく、カジュアルな価格のクオーツモデルが揃っているのも嬉しい配慮だ。機械式は手巻きで、オリジナルモデルを忠実に再現。ステンス・スチールと、ローズゴールドをPVDコーティングした2タイプ。クオーツは残念ながらスモールセコンドがカットされており、ダイヤルの印象はフラットだが、それでも樽型の洒脱なフォルムを忠実に継承しており、レトロな雰囲気を楽しめる。ステンレス・スチールのケースで、ホワイトダイヤルとブラックの2タイプが各60,500円(税込)。それにローズゴールドのPVDコーティングが68,200円(税込)でラインアップされている。

絶妙なサイズ感で腕にピタリとフィットするだけでなく、レザーストラップをホールドする繊細なワイヤーラグが秀逸に映える。100年前のデザインセンスを手の届きやすい価格で楽しめるので、ファッションにも気を使いたくなる。それほどの存在感を放つモデルなのである。

                                                                           


    


デフォルメしたアラビア数字インデックスがレトロな雰囲気。メカニカルを強調するスモールセコンドを6時位置に配置。手巻き、ステンレス・スチール、ケースサイズ42.45×31.1㎜、3気圧防水。「ティソ ヘリテージ ポルト メカニカル」¥126,500(税込)

ローズゴールド(プレート)ケースの華やかなモデル。ファッションのアクセントとして女性も着用可能。「ティソ ヘリテージ ポルト メカニカル」¥143,000(税込)。スペックは上のモデルと同じ。

問い合わせ先/ティソ事業本部 Tel:03-6254-7361

「ティソ」からアールデコ全盛期に生まれた歴史的モデルが、100年の時を...
Feature Product カーデザイナー・和田 智がデザインした、イッセイ ミヤケ ウオッチの新作は、クラシカルな薫りが漂う洗練の腕時計。
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カーデザイナー・和田 智がデザインした、イッセイ ミヤケ ウオッチの新作は、クラシカルな薫りが漂う洗練の腕時計。

写真:宇田川 淳 文:並木浩一

ISSEY MIYAKEのブランドスピリットを、世界で活躍するプロダクトデザイナーたちが独自のデザインで表現するISSEY MIYAKEウオッチ・プロジェクト。第19弾「U(ユー)」は和田 智のデザインだ。腕時計を革新し続けるプロジェクトへ、3作目の参加だ。

カーデザイナー・和田 智がデザインした、イッセイ ミヤケ ウオッチの新作は、クラシカルな薫りが漂う洗練の腕時計。

「U」。クオーツ、ステンレス・スティール、ケース径41.1 mm、ホワイトダイヤル、ローマ数字&バーインデックス、 時・分・秒表示、カーブハードレックスガラス風防、ステンレス・スティール製ブレスレット、日常生活用強化防水( 5気圧防水)。¥44,000/ISSEY MIYAKE WATCH(セイコーウオッチ お客様相談室)

ISSEY MIYAKEウオッチ・ プロジェクトに、和田 智が登場。「U (ユー)」は、世界が認めるデザイナーのプロジェクト第3作目だ。
「アウディA5」をはじめ、自動車デザインで瞠目の活動を続けていた和田が、初めて腕時計を手がけたのは7年前のこと。2012年のバーゼルワールドでデビューした第1作「W(ダブリュ)」では腕時計の中に和の感性を忍ばせ、4年後には、より〝腕時計らしさ〞を追究する「Wオートマティック」が誕生。そして今回の「U」は、驚嘆と共感を引き出すデザイナーの、さらに深化した世界観が人々を魅了する。

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