多くの人にとって、ダイヤモンドを購入する機会というのは一生のうちでそれほど多くないでしょう。そして、こうした機会に手に入れるダイヤモンドが、生産や加工の段階で環境や人権に対してきちんと配慮され、安心して選べるものであることが、重要な選択基準となっているのが昨今です。

ニューヨーク五番街に本店を構える「ティファニー」から、1本のショートフィルムが公開されました。2分26秒の美しい映像で綴られるこのフィルムは、原石の採掘から選定、カット、ポリッシュといった工程を経て、ティファニー製品として有名な「ブルーボックス」に収められるまでの道のりと、舞台裏を紹介するもの。

その短いフィルムでひも解かれるのは、ティファニーがダイヤモンドを直接自社で調達し、さまざまな工程を自社の職人が最初から最後まで厳密に扱っていること。さらにその品質基準が非常に高く、ティファニーに選ばれるのは、世界における宝石基準を満たしたダイヤモンドの中で、わずか0.04％しかないという事実です。

「サプライチェーン全体を通してトレーサビリティや透明性を徹底することで、ティファニーは責任ある調達や製造において業界をリードする取り組みを進めてきました。ティファニーは、大部分の原材料の産出から最終製品に至るまでの道筋を追跡することが可能であり、それを社会的・環境的責任を守る最善の手段と考えています。」と述べるのは、ティファニーのCSO（最高サステナビリティ責任者）のアニサ・コスタ氏です。

輝くダイヤモンドを一目見ると、そのまばゆさに思わず圧倒されてしまうこともあるでしょう。しかし、ティファニーのダイヤモンドがいかに「特別」となり得ているのか。この動画を見れば自ずと分かるはずです。人生の大切な機会を迎えようとしている人に、ぜひ見てほしいフィルムです。（Pen編集部）

●問い合わせ先／ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク　TEL：0120-488-712 　www.tiffany.co.jp/sustainability