たまご焼きがプロの味に! 合羽橋の老舗料理道具店が手がけた「銅厚手たまご焼器」の実力

  • 文:梶原博子

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プロの料理人が使う銅製のたまご焼き器を、家庭でも使いやすく開発した、釜浅商店オリジナルの「銅厚手たまご焼器」。

長引くコロナ禍で、自宅でじっくりと料理をする機会が増えた人は多いのはないだろうか。家庭で本格的な料理をつくりたいという声に応え、東京・合羽橋の料理道具店・釜浅商店はオリジナルの「銅厚手たまご焼器」をオンラインショップでも販売開始した。


日本料理の料亭や寿司屋などで見かける料理人が使う、専用の銅製のたまご焼き器を一度は目にしたことはあるだろう。銅は熱伝導率がよいため、熱のムラが起こりにくく、短時間で均一の熱が入り、ふっくらとしたたまご焼きに仕上がる。この「銅厚手たまご焼器」は、蓄熱性をさらに高める工夫として、銅の厚さを1.2㎜から1.5㎜に改良。熱の伝わり方がやわらかくなり、よりムラが起きにくく、どこを切ってもふっくらとしたワンランク上の味わいに近づく。焦げにくく、くっつきにくいため、家庭でも扱いやすいのもうれしい。


たまご1個からつくることができる、小型サイズも登場。さらに長方形の関西型と正方形の関東型があり、関西型は何度も繰り返して巻くだし巻きに、関東型は寿司店のような厚焼きのたまご焼きに向く。プロ仕様で家庭でも使いやすい「銅厚手たまご焼器」は、料理好きな人へのギフトにも最適だ。

左からたまご1個でだし巻きができる関西型10.5㎝ ¥7,700(税込)、中央がたまご2〜3個でだし巻きがつくれる関西型12㎝ ¥7,975(税込)、右は寿司屋でおなじみの厚焼きができる関東型15cm¥7,700(税込)

従来品の厚さ1.2㎜から1.5㎜(手前)と厚みをもたせて蓄熱性をアップさせ、家庭でもムラなくふっくらとしたたまご焼きに仕上げるように改良した。

釜浅商店オンラインショップ

https://kama-asa.com