イケアの価格でSONOSの高音質が手に入る、スマートスピーカー「シンフォニクス」が日本上陸。

  • 文:Pen編集部

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それぞれホワイトとブラックの2色での展開となる「シンフォニクス」。ブックシェルフ型は¥14,990(税込)、テーブルランプ型は¥24,990(税込)。

ストリーミング配信やサブスクリプションでのサービスが一般化し、音楽をかつてないほど気軽に楽しめる時代となった。しかし結局、家でもスマホのスピーカーで音楽を聴いている人も多いのではないだろうか。

2月1日に発売となる「Symfonisk(シンフォニクス)」は、それを一変する力をもったプロダクトだ。シンフォニクスは、優れたデザインの家具を低価格で実現する北欧インテリアの雄「イケア」と、カリフォルニアのエンジニア気質なオーディオブランド「SONOS(ソノス)」がコラボしたスマートスピーカーだ。イケアがデザインしたのは、書棚に収まるサイズの「ブックシェルフ型」と、家のどこにおいても落ち着いた雰囲気を醸し出してくれる「テーブルランプ型」の2型。

驚くべきは、ブックシェリフ型が¥14,990、テーブルライト型が¥24,990という価格にもかかわらず、「流石はソノス」と言いたくなる音質を実現していることだ。最初に価格帯を決め、そのなかでソノスのサウンドを実現するため、一つひとつのパーツに対して検討を重ねたという。

揺さぶられるような重厚感のある低音から、金属を打つような澄んだ高い音まで、広い範囲をカバーする表現力は圧倒的だ。ボーカル曲では歌手の言葉がしっかりと耳に届き、没入感を高めてくれた。国内50以上のストリーミングサービスに対応しており、そのすべてをソノスのアプリでまとめて操作できるという使い勝手のよい設計にも脱帽だ。

ほかのシンフォニクスやSONOS製品をペアリングすることも可能で、同じ部屋にあるスピーカー同士を接続すればサラウンドで音楽を楽しめる。また、それぞれのスピーカーで異なる別の音楽を流すことも可能で、それらのコントロールも専用アプリで簡単に操作できる。

商品発表のため来日したソノスのシニア・プロダクト・マネジャーのサラ・モリスは、「イケアとのコラボレーションは今回限りではない」と表明。今後の動きからもますます目が離せなくなった。


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書棚に収まるサイズは、ひとり暮らしの部屋にも最適。別売りのウォールブラケットで壁に固定すれば、ベッドのサイドテーブルとしても活躍する。

スマートフォンと連動することで、部屋の形状に合わせた音質のチューニングも可能。Amazon Alexaを使ったリモートコントロールができ、2020年中にはGoogle アシスタントを使った音声認識もローンチ予定。

全国のイケア、また公式オンラインストアで2月1日(土)から発売。
https://m2.ikea.com/jp/ja/news/symfonisk-wifi-speakers-pubaafe6500