柔らかい光を放つソニー「LSPX-S2」の正体は、優しい音を奏でるグラスサウンドスピーカー!

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  • 文:天野透

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柔らかい光を放つスタイリッシュなLEDキャンドルの正体は、何とスピーカー。ソニーがまたひとつ、新しい音楽生活を提案してくれました。「LSPX-S2」 ¥48,470(税込、実勢価格)

しっとりとしたピアノトリオの調べを耳に、仄かな明かりに照らされたグラスを傾けるバータイムの夕べ。あるいはヴァイオリンの響きを供に、お茶とお菓子を愉しむ昼下がりのティータイム。上質な音楽は、くつろぎの空間をより豊かにしてくれます。ソニーがこの春に発売した「LSPX-S2」は、360度に音を出すスピーカー。見た目はベッドサイドや家族で囲むダイニングに置かれた高さ30cm足らずのキャンドルで、32段階の明るさ調整ができる柔らかいLEDの光を見ていると、まさかここから音楽が流れるとは思わないでしょう。秘密は本体上部の有機ガラス管。これを細かく振るわせ高音を出すという仕組みにより、ダイニングテーブルやベッドサイドにも溶け込むキャンドルのような見た目を獲得しました。

2008年に「Sountina」と名付けられてデビューしたスピーカーシステムで培った技術を向上させ小型化した、グラスサウンドスピーカーの2代目モデルは、有線・WiFi接続はもちろん、Bluetooth接続でもハイレゾ音質に対応しています。金属製の安定した台座の窪み部分には35mmのウーファーを、底面にはパッシブラジエーターを組み込んでおり、音質も抜群です。

ソニーは新製品デビューを記念して、都内のライブハウスで歌手の土岐麻子さんを招いたイベントを実施。通常はWiFiの同一ネットワーク上で最大10本までの同時接続が可能なLSPX-S2を26本もステージに並べ、土岐さんの生歌とコラボレーションをした特別セッションを披露しました。ガラスらしくクリアに響く「The Glasssounds」と名付けられた26本の“バンドメンバー”は、全方位に音を放射するために極めて自然な音場を作っており、生歌との相性もかなり良好だった事が印象的です。

コミュニケーションの間に、またリラックススペースの演出に。ウォークマンやCDなどで音楽による生活の彩りを描き続けてきたソニーから、またひとつ新しい提案です。

都内のライブハウスで開かれた新製品デビューイベントには、歌手の土岐麻子さんが登場。26本のLSPX-S2による特別バンド「The Glasssounds」とのセッションを披露しました。

セッションでは26本の同時演奏を披露しましたが、通常は最大10本の無線接続に対応。コンパクトで置き場所を選ばないので、色んなシチュエーションに溶け込みそうです。

●ソニーマーケティング 買い物相談窓口 TEL:0120-777-886