モダンに進化を遂げたフランスの国民的コンパクトカー、ルノー ルーテシアが日本上陸。

  • 写真:オリヴィエ・バルディナ

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Bセグメントコンパクトカーの枠を超える、美しいデザイン、高い質感のインテリアや室内空間、最新テクノロジーを搭載した新型ルノー ルーテシア。フランスで最も愛されているクルマは、これが5世代目となる。

長らくフランスで販売台数ナンバーワンを誇り、全世界での販売台数は1500万台。1990年に誕生して以来、ルノーブランドを象徴するクルマであり続ける「ルノー ルーテシア」。30年にわたって進化を遂げてきたフランスの“国民車”の最新系が、待望の日本上陸を果たした。


ルノー車すべてに流れる、人間中心(ヒューマンセントリック)というコンセプトに基づいて開発され、先代の第4世代で表現された“LOVE”というコンセプトは、この最新の第5世代にも色濃く受け継がれている。新型ルノー ルーテシアのデザインは官能に働きかけ、かつボリューム感を感じさせ、光を強く主張。第4世代で高い評価を得た優美な曲線に、直線のデザインを取り入れることでコントラストを際立たせ、精密さとダイナミズム、スポーティさを表現した。目指したのは、ひとクラス上の質感。各パーツの結合の精度に時間を費やしたことで、ディテールまで精緻に作りこまれている。

車体カラーは写真の「ルージュ フラム M」のほか、「オランジュ バレンシア M」「ブルー セラドン M」「ブルー アイロン M」「ブラン グラシエ」「ノワール エトワール M」の計6色が揃う。


新型ルノー ルーテシアの日本上陸に際して、エクステリアのデザインを担当したピエール・サバスにインタビュー。ブローニュ=ビヤンクールにあるルノー本社にて、30年にわたる革新の歴史を凝縮したかのような、ルーテシアらしさに満ちた最新作について聞いた。パリの街を疾走する新型ルノー ルーテシアの映像も必見だ。


ルノー ルーテシアのことをもっと知る

インタビューに登場するエクステリアデザイナー、ピエール・サバスによるデザイン画。アスリートの筋肉を思わせる有機的なフォルムにあえて直線を加えることで、モダンさを醸し出していったとサバスは語る。

1990年に誕生した初代(左端)から、今年デビューを果たした5代目(右端)のデザインの変遷。Pen国際版の映像では、初代ルーテシアの貴重な映像も観ることができる。

ルノー ルーテシア(ZEN、INTENS、INTENS Tech Pack)
●サイズ(全長×全幅×全高):4075×1725×1470mm
●エンジン形式:ターボチャージャー付 直列4気筒DOHC 16バブル
●排気量:1333cc
●最高出力:96kW(131ps)/5000rpm ※参考値
●駆動方式:FF(フロントエンジン前輪駆動)
●メーカー希望小売価格:¥2,369,000(税込)~

※本記事の撮影に使用したのは欧州仕様車です。日本仕様とは異なる点があります。

問い合わせ先/ルノー・ジャポン
0120-676-365(フリーダイヤル 9時~18時、年中無休)