倉庫で探す、北欧家具の古き良きスタンダード

木とモダンデザインを組み合わせた、北欧家具黄金期の魅力。

倉庫で探す、北欧家具の古き良きスタンダード

チークやオークの落ち着いた色合いのビューローやテーブルが揃うデンマーク家具のコーナー。

一方、端正な工芸品のような雰囲気をもつのが、デンマークの家具。キャビネットやビューローなどの箱物家具が充実し、揃った木目やなめらかな棚の収まりには美しさが宿ります。デンマークでは国家試験をパスしないと指物師の資格が取れないそう。それだけに職人の地位も技術レベルも高く、家具や住まいが大事にされる文化を感じます。

フィンランドの自分でも組み立てられる簡素な家具に対して、デンマーク家具はクラフツマンシップによる精緻なつくりが魅力。方向性は違えど、どちらも金属やプラスチックなどの新素材ではなく、木を中心としたデザインです。自然素材である木とモダンデザインが高度なレベルで融合した、希有な時代の遺産が北欧ヴィンテージ家具なのでしょう。その価値はブームを経ても下がることなく、年々値上がりしているといいます。「1920〜70年代というわずか50年間に生産された限られたものなので、だんだんモノが市場に出回らなくなっています」と山口さん。一時のファッションとしてではなく、飽きのこない定番として、受け入れられていることが伺えます。

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ハンス・ウェグナーによるCH30(左)とCH23(右)。味わいを生かすため、ペーパーコードはそのまま。

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より年代の古いものを集めた、中2階のコーナー。古いものほどオリジナルの姿を留めています。

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ヴィンテージのセブンチェアは側面の小口が手仕事により丸くカーブしていて、現行品より薄い仕上がり。

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アラビアの陶器やキッチンツールなどの小物も揃います。現地のヴィンテージショップのような雰囲気。

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整然とヴィンテージ家具が積み上げられた、圧巻の品揃えです。

最後に、ヴィンテージ家具の手入れについて聞いてみました。「気兼ねなく使って、半年に1度くらい、オイルを塗布すると良いですね。汚れは中性洗剤をスポンジで泡立てて洗い、その後しっかり水拭きをしてください」とのこと。不具合や破損には出張メンテナンスにも対応してくれるそう。きちんと手入れをして、雰囲気の良い家具に育てるのも、楽しみのひとつです。

現代の住宅に合うモダンなデザインでありながら、自然素材の心地良さややわらかさをあわせもった北欧の家具。同じ木の文化を持つ日本の住宅にも合い、過度に主張することのない控え目なデザインは他のアイテムともコーディネートしやすいものです。厳しい自然の中で、家の中の生活を大事にする北欧で育まれた家具は、暮らしに目を向ける現代の感性にフィットするのかもしれません。そうした現地のライフスタイルを受け継ぐヴィンテージ家具を、お店で探してみませんか。

北欧家具talo

神奈川県伊勢原市小稲葉2136-1
TEL:0463-80-9700
営業時間:10時~19時
定休日:火
http://www.talo.tv/

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