「奇跡の一本松」から誕生したモンブランの日本限定万年筆が、発売と同時に即完売!

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    4年前の2011年3月11日に起こった東日本大震災。大地震による津波により、岩手県南東部に位置する陸前高田市の約7万本といわれる高田松原のほとんどが流されてしまいました。でも唯一耐え残ったのが、高さ約27.5m、幹の直径90㎝、樹齢はおよそ170年といわれる「奇跡の一本松」です。

    2012年5月に残念ながら枯死が確認されましたが、震災直後から市民の方々のみならず全世界の人々に復興のシンボルとして親しまれてきた一本松は、今後も後世に受け継いでいくためにモニュメントとして保存整備されることになりました。1906年にドイツ・ハンブルクで創業した老舗筆記具ブランドのモンブランは、この有名な「奇跡の一本松」の本物の枝を使った万年筆を希望のシンボルにしたいという陸前高田市からの提案を受け、「マイスターシュテュック奇跡の一本松」を製作しました。

    枝はハンブルグの工房に運ばれ、さまざまな試行錯誤を経て、陸前高田市の人々の夢を形にしたいという熟練の職人たちの情熱により、震災から4年となる2015年の3月11日の発売を実現させました。この貴重なマテリアルを使用した万年筆は、日本でのみ発売され限定数は113点。ボディとキャップに、ハイグロスコーティングを施した「奇跡の一本松」が使われ、自然の木目によって、1点1点少しずつ異なる印象を与えます。

    特徴的なグレーの陰りと波打った模様は津波の力と海水の塩分によってつくられたものです。モンブランは、陸前高田の復興と陸前高田の教育発展を支援するために、この「マイスターシュテュック奇跡の一本松」の売上の一部を寄付することを決定しています。

    ところが、残念というか、これは喜ぶべきことといっていいでしょう。今回発表された万年筆は、発売と同時に完売してしまったのです。東日本大震災はいまでも私たちの記憶に鮮明に残る悲しい出来事ですが、この事実を忘れないためにも、さらに陸前高田を支援する意味でも、とても貴重な万年筆です。(Pen編集部)

    上、下写真ともに:「マイスターシュテュック奇跡の一本松」。キャップとボディは、ハイグロス透明ラッカーでコーティングした木材を採用。“奇跡の一本松”のデザインをエングレーブした18Kペン先。キャップリングに“Rikuzentakata 11/03/2011”とシリアルナンバーを刻印。陸前高田市長の直筆サイン証明付き。日本限定113本。¥519,480(すべて完売)

    問い合わせ先/モンブラン コンタクトセンター TEL:0120-30-4810
    www.montblanc.com