ランボルギーニ最新モデルは、不変の10気筒。本国ではパトカー版も登場。

  • 文:Pen編集部

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7月17日、渋谷で公開されたウラカン。当日はランボルギーニ本社の社長、ステファン・ヴィンケルマンも来日し、新モデルをプレゼンした。価格:2970万円~

7月17日、近代ランボルギーニの傑作として14000台以上も生産されたガヤルドの後継モデル、「ウラカン」が日本でもお披露目されました。重量や燃費に有利となるダウンサイジングエンジン(小さなエンジン)が盛んなスポーツカー界。ランボルギーニは新モデルのウラカンにも変わらずに10気筒エンジンを搭載しました。しかも新モデルの最大出力は610HP! 0-100km/hの加速はわずかに3.2秒しかかかりません。新開発の4輪駆動と7速デュアルクラッチ・ギアボックスを採用し、サーキットでは速く、街中では快適に走行できるはずです。すでに本国のイタリアでは、国家警察用のウラカン・パトカー仕様が納車された模様。ガヤルドの時代から、ランボルギーニのパトカーは市民たちの憧れ。アウトストラーダ最速のパトカーとして活躍しています。日本でのウラカンの価格は2970万円~、ライバルのフェラーリ458とほぼ同じ価格帯に設定されています。ダウンサイジングの波に負けないランボルギーニ、男の夢です。

ミドシップのエンジンは5.2ℓの10気筒。効率が重要視されるスポーツカーの世界において、あえて大排気量のマルチシリンダーを選択。リアスタイルも独特だ。

戦闘機からインスパイアされたコクピット。インテリアデザインは上位モデル、アヴェンタドールに似ている。

イタリア国家警察に納車されたパトカー仕様。国民たちに愛されるパトカーだ。