伝統的な佇まいのコネクトウォッチ「クロナビー」が、あなたの大切な時間に寄り添います。

  • 文:pen編集部

Share:

あらゆるものが電子化していく昨今、スマートウォッチの進化には目を瞠るものがあります。時計としての役割はもちろんのこと、スマートフォンと連動してメール確認や健康状態の把握などあらゆる機能を有することから、クリエイターやアスリートはもとより一般の消費者にも広く使われるようになってきました。

しかし、スマートウォッチには宿命的問題があります。それは「文字盤(ダイヤル)」。スマート化の恩恵もあり、文字盤の多くはデジタル表示やタッチパネル式のスクリーンが多いのですが、アナログ文字盤愛好者からは「受け入れがたい」という意見もあったのです。

そんな問題を解決してくれたのが、スウェーデン発の「KRONABY(クロナビー)」でした。ただでさえパソコンやスマートフォンに縛られている現代人が、腕にさらに新しいスクリーンを付けることに疑問を抱いた彼らは、分針を備えた昔ながらの外見の「コネクトウォッチ」を開発したのです。

使い方は非常にシンプル。スマートフォンのアプリを通じ、その日のライフスタイルに合わせて必要な機能を設定。あとは時計に配された3つのボタンを操作するだけで、スマートフォンから音楽を起動したり、置き忘れた電話の場所を探したり、その日の歩数が分かったりとあらゆることが可能です。アラームや重要なメールの受信などは本人にしかわからないよう無音の振動で通知、さりげなく着信をOFFに、なんて芸当もお手の物。さらに、電池式のバッテリー寿命は通常使用で2年程のため、充電の度に腕時計を付け外しする面倒からも解放されるのです。

驚くべきは、コネクトウォッチの核となるムーブメント、アプリ、クラウドサービスのすべてを自社で開発しているということ。開発者たちは、常にエンドユーザーがどんなデバイスを求めているのか、どういったソフトウェアが必要なのかを調査し、それらを同時に進歩させてきました。そのため、身につけていればいるほどアプリの性能は向上し、使い勝手のいい相棒へと進化していくのです。

あらゆる情報に急き立てられる気がする現代。「クロナビー」は、進むべき未来とこれまでの伝統を、腕の上で美しく繋ぎ止めてくれているのかもしれません。

世界屈指の複雑な機構を詰め込んでなお、クラシカルで優美なデザインを実現できているのは、スカンジナビアの伝統を受け継ぐデザイナーと元・ロンジンのデザイナーの妥協のない情熱の賜物。写真のモデルは「SEKEL(セイケル)」。¥41,000~

高級感漂う2針モデル「CARAT(キャラット)」。¥43,000~。ほかにも北欧らしいシンプルなデザインの「NORD(ノード)」、スポーツウォッチモデルの「APEX(エイペックス)」と4モデルが発売されています。

ティ・エヌ・ノムラ 東京ショールーム

TEL:03-5791-2617
https://www.kronaby.com/
※大手時計専門店 TiCTAC主要都市(東京・大阪・名古屋・福岡・鹿児島・北海道)
にて先行販売中。本格的な展開は8月中を予定。