“日本の問題”を買おう! 渋谷ヒカリエで「P to P STORE」展が開催中。

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    d47 MUSEUM 企画展「P to P STORE – Problem to Product Exhibition Store 47都道府県の地域問題から生まれた製品」の書籍が1月12日に発売。¥1,080

    以前、赤い糸のドリームキャッチャーのような小さなネックレスを買ったことがあります。これは3・11の震災後、漁ができなくなった宮城県石巻市牡鹿半島の漁村のお母さんたちが鹿角と漁網でつくった、アクセサリーブランドOCICAのものでした。その商品がなければ、地方の問題を知ることもなかったかもしれません。

    渋谷ヒカリエにある、D&DEPARTMENTのデザインミュージアム「d47 MUSEUM」では、『P to P STORE Problem to Product Exhibition Store ―47都道府県の地域問題から生まれた製品―』展を、2月15日まで開催中です。牡鹿半島の漁村のように、日本全国には震災のみならず、伝統工芸の後継者不足や自然環境の破壊、産地の衰退などの地域問題がありますが、それをデザインによって問題解決に取り組むプロジェクトや商品が続々と生まれています。そんな地域密着プロジェクトを47都道府県からひとつずつ選び、その商品を買うこともできる展覧会です。商品の背景を知り、生活に取り入れることで、遠くに感じていた日本の問題が身近に感じられる機会でもあります。ぜひ足をお運びください。(Pen編集部)

    会場である渋谷ヒカリエの「d47 MUSEUM」。地域に固有の優れた製品をプロモートするデザイナー、ナガオカケンメイさんによるセレクトショップD&DEPARTMENT PROJECTが運営している。

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    宮城県石巻市牡鹿半島の漁村のお母さんたちが、鹿角と漁網で作ったアクセサリーブランドOCICAのネックレス¥2,800とピアス¥5,80

    障がい者の雇用問題の解決に取り組む沖縄のプロジェクト「流Q(ルキュー)」海水塩¥1,544(500g)パッションフルーツバター¥605(40g) コーレーグース¥788(50ml)

    d47 MUSEUM 第11回企画展「P to P STORE
    Problem to Product Exhibition Store ―47都道府県の地域問題から生まれた製品―」

    ~2015年2月15日(日) 

    d47 MUSEUM 渋谷ヒカリエ8階
    東京都渋谷区渋谷2−21−1

    TEL:03-6427-2301 
    時間:11時~20時(入場は19時30分まで)
    入場無料
    http://www.hikarie8.com/d47museum/2014/12/p-to-p-store.shtml

    ワークショップ
    2月1日(日):毎日使う革小物をつくる
    Leather Town SOKA project / 埼玉
    革の産地である草加の革職人により、毎日使える革小物の加工を体験いただきます。あらかじめ型抜きがされた革に針の穴を空け、手縫いでかたちをつくります。焼きゴテで文字や絵を入れて完成です。使うほどに馴染む革製品を自分の手でつくってみましょう。要予約。開催時間:11時~13時/参加人数:10名/参加費用:ペンケース ¥3,200 ※小学生以下のお子様は保護者の方と一緒にご参加ください。