キャディ&ソウル!! 真夏の太陽みたいにHOTなキャデ...

東京車日記いっそこのままクルマれたい!

第21回 キャデラック ATS-V/Cadillac ATS-V

キャディ&ソウル!! 真夏の太陽みたいにHOTなキャデラックATS-Vで街へ! 海へ! Go Go Heaven!

構成・文:青木雄介

編集者。長距離で大型トレーラーを運転していたハードコア・ドライバー。フットボールとヒップホップとラリーが好きで、愛車は峠仕様の1992年製シボレー・カマロ改。手に入れて9年、買い替え願望が片時も頭を離れたことはない。

キャデラック最上位モデルのVシリーズ。ATS-Vはボンネットのエアインテークが並々ならない走りへの情熱を物語る。インテリアはキャデラックのロゴ形状が隠しデザインのように散りばめられていて、所有慾をかきたてるぞ!

この際なので、アメリカ車は最上位グレードを強くオススメします! これシボレーもキャデラックも一緒で、個人的に鉄則だと思っているんだ。理由は単純明快でアメリカ車は「NO.1じゃないと気が済まない」と、クルマが主張してくるからなんだな(笑)。いくら経済的に優れたクルマとか、乗りやすいとか言ってみても、「なぜYOUはアメリカ車に乗ってるの?」っていうある種、哲学にも似た大命題に応えられなくなるんだよ。他人からの声は聞き流せるとしても、自分のハートが許さないので結局、買い替えちゃう(笑)。愛が深まれば深まるほど、最高のスペックを求めたくなるクルマって罪なもの。でも、これが本当のアメリカ車だね。

このキャデラックATS-VはエントリーモデルのATSの時点でメルセデスのCクラスやBMWの3シリーズと比較する声も多かったし、欧州車や日本車、韓国車と競合して切磋琢磨された車両それ自体のクオリティは非常に高い。でも間違いなくアメリカ車なんだ。まずこの可変複合戦闘機(トランスフォーマー)みたいなデザインがアメリカ車でしょ。そもそもこんな風に切り子細工みたいにシャープな線と面で形作った車なんて、これまで存在してないから(笑)。前代未聞のデザインで、ここまでやりきってて、かつレッドカーペットに登場したビヨンセみたいにゴージャスでブリリアントなんだよ。

さらに3.6ℓのV6ターボは470馬力にトルクは603ニュートンと、ひと昔前の6.2ℓV8ターボ並のスペックですよ。もちろんドンとアクセル踏めば、ブロロロロロとお約束のV型エンジンのサウンドでアメリカンな加速感! 「Yeaaah!! やっぱりコレだよ!!」って血潮が熱くたぎってくる訳だよ(笑)。ただ昔みたいに重いボディを異次元に連れてく感じじゃない。その辺が最近のキャデラックのすごさで車重は軽いし、足元も引きしめられててコーナリングも安定しているし、ブレーキもガツンと効く。どこにも危なっかしさを感じない点が、逆にアメリカ車らしくないかもね(笑)。それとキャデラックを買ったら恥ずかしがらずに「キャディ」って呼んで欲しい。これって言霊(ことだま)にしてほとんど思想だから、その認識が老若男女を問わず乗り手に強烈なキャラクターを与えるんだ。

ビジネスマンなら『ウルフ・オブ・ウォールストリート』でデカプリオが演じたジョーダン・ベルフォートのように、飽くなき成功を求める革新者とかさ、アーティストならブルックリンの不良に過ぎなかった男が、マイク一本でミュージックシーンに不動の位置を占めたジェイZとかさ、そんな胸に秘めた情熱をとことん人生でやりきっちゃう人物。そういう熱いマインドがある人なら誰でもキャデラックって似合うし、愛せると思うんだ。そのオーラが観てるものに伝わるブランド。「Wao!それってキャデラック」って感じなんだよね。

Cadillac ATS-V Spec-B / キャデラック ATS-V Spec-B
●エンジン形式:3.6ℓV型6気筒ツインターボ
●最高出力:470PS
●最大トルク:603Nm
●トランスミッション:8速オートマチック
●車両価格:¥10,900,000

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