「二律双生」を実現した優雅なクーペ、新型「レクサスLC」の走りとは?

「二律双生」を実現した優雅なクーペ、新型「レクサスLC」の走りとは?

文:Pen編集部

プロトタイプといってもほぼ市販モデルと変わらない試乗車。アメリカゆえにフロントナンバーがつかないものの、グラマラスで近未来的なデザインにハワイ島のロコも驚いていた。 (写真提供:すべてレクサス)

今年のレクサスは、高級パーソナルクーペLCと旗艦サルーンの新型LSの発表を控えています。「AMAZING IN MOTION」から「EXPERIENCE AMAZING」へとブランドコンセプトも進化。より上質なライフスタイルを経験するためのブランドとして自動車の枠を超えた挑戦に挑みます。そんな新世代のレクサスを具現化した最初のモデル、レクサスLCのプロトタイプにハワイ島で乗ることができました。

ハワイ島で開かれた試乗会でプロトタイプのLCを見て最初に感じたのは「未来的なデザインの集大成」ということでした。日本で見るスポーツカーと違ってハワイの大自然のなかで見るLCは、のびやかで開放的。長いボンネットに小さなキャビン、そして短いリアスタイルというロングノーズ、ショートデッキの伝統的なデザインながら、いままでのスポーツカーにはない新しさがあります。その理由のひとつはタイヤの上のフェンダーの厚み。走りが重要なスポーツモデルにおいて、サスペンションは重要なパーツ。それが収納されるフェンダー上部をこの薄さにするのは大変なことです。このデザインを実現するためにサスペンションの位置を調整し、アルミの押し出し材など特別な素材を贅沢に採用しているそうです。また、フロントのオーバーハングを短くするためにコンパクトな新型LEDヘッドライトを採用。通常はデザインを優先すると機能がおろそかになり、機能を優先するとデザインが悪くなる。二律背反の機能とデザイン性を、発想の転換や新技術の採用によって両立させる「二律双生」。それこそがレクサスの主たるコンセプトなのです。

より精悍になったレクサスの象徴であるスピンドルグリル。あたらしいLSのフロントデザインも同じ方向性になるそうです。

フロントフェンダー上部の薄さがよくわかるカット。アルミ押し出し材をサスペンションのアッパー部分に採用し、デザインと機能を両立させたことがよくわかります。このフロントタイヤサイズは、245/40-20インチ。ランフラットタイヤながら乗り心地は意外なほどいいです。

リアデザインも個性的。左右ドア、トランクリッド、ルーフはカーボン素材を使用。とことん走りとデザインにこだわっています。

走りを追求するためにハンドリングは根本から見つめ直されたそう。ダイレクトでジェントルで正確。レクサスの走りはどんどん楽しくなっています。

それは走りの源でもあるパワートレインも同様。LC500hに採用された最新のハイブリッドシステムは3.5リットルのV6エンジンをベースに有段ギアの変速機構を設け、効率もさることながら運転する楽しさを追求したパワートレイン。トヨタを含めたいままでの無段変速式ハイブリッドとはまったく違うダイレクト感と高揚感をハワイの一般道でも感じることができるものでした。その加速フィールはまるで知的なV6ターボエンジンのようです。

そしてもう一方の自然吸気V8の5リットルエンジンはレクサスのエンジニアが「いままで培ってきた自然吸気V8エンジンの効率を最大限まで高めた」と言うクルマ好きにはたまらない仕様。新開発の10段ATと組み合わされ、スポーツカー以上に官能的なエンジン音と余裕のある走りが堪能できます。「もしかすると内燃機関としては最後かも」とレクサスのエンジニアが言うほどピュアでありながら、最新技術で最新の環境性能を達成しています。進化した新時代のシャーシやハンドリングとあわさってこのLCはまさに新世代の走りを実現します。そしてLCに搭載されたパワートレインやシャーシは、ジュネーブモーターショーでも公開された新型旗艦セダンLS(年内発売予定)にも進化して搭載されます。「二律双生」によって成し遂げられた新世代のレクサス。今年はその走りとデザインに要注目です。

レクサス LC500/LC500h

●全長×全幅×全高:4770×1920×1345mm
●エンジン:V型8気筒4968cc(LC500)、V型6気筒3456cc+モーター(LC500h)
●最高出力:477ps/7100rpm(LC500)
●システム最高出力:359ps(LC500h)
●価格:1300万円~(LC500)、1350万円~(LC500h)
問い合わせ先:レクサスインターナショナル TEL:0800-500-5577

https://www.lexus-int.com/jp/

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Feature Product 象印と暮らす、心地よい日常。ずっとそばにいたい愛しい道具たち。
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