最新のフェラーリは、燃費が2割もよくなって約100馬力アップ!

  • 文:Pen編集部

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Ferrari 488GTBジャパンプレミアの様子。左は、フェラーリ極東エリア統括マネージング・ディレクターのディーター・クネヒテル。右はフェラーリジャパン社長リノ・デパオリ。日本での価格は3070万円となります。

フェラーリのロードモデルで最も生産台数が多く、人気の高い8気筒ミドシップエンジンモデルだった458イタリアがモデルチェンジし、Ferrari488GTBへと進化。年始の発表からわずか5カ月で日本に上陸しました。1975年に発表された308から40年、ミドシップフェラーリは、常にスポーツカー好きに愛されてきました。エンジンの搭載位置が横から縦に変更になるなどの変更はありましたが、フェラーリにとってはもっとも重要かつ、人気のモデル。モデルチェンジは慎重に行われます。

今回のモデルチェンジの最大の目的は環境性能を高めながら、さらなるパフォーマンスを追求すること。そのハイライトはエンジンです。前モデルの458イタリアの4.5L、578PSを誇る自然吸気エンジンから、新たに3.9L、670PSのツインターボエンジンへと変更されました。これにより約100馬力も出力向上をしながら、20%の燃費向上を同時に実現したそうです。スマートに進化を続ける最新のフェラーリ。

この488GTBは6/1売り号の第一特集「スポーツカーは、永遠に不滅です。」にも登場。発表会の前日にスタジオで撮影したときの印象的だったのは、アイドリング時のエンジン音が静かになったこと。そしてバック時の運転席からの後方視認性はミドシップスーパカーとは思えない良好さ。さらに速く、乗りやすく進化しているのは間違いなさそうです。

ダウンサイジングをしながら、約100PSの出力向上をはたした新型ツインターボエンジン。

6/1売り号の第一特集「スポーツカーは、永遠に不滅です。」からの1カット。誌面では伝説のモデルとともに登場します。お楽しみに!