ブルートゥースで競う最新鋭機は、9.5mm薄型と青文字盤。

  • 文:並木浩一
  • 写真:宇田川 淳

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両天秤の腕時計
文:並木浩一 写真:宇田川 淳

ブルートゥースで競う最新鋭機は、9.5mm薄型と青文字盤。

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OCEANUS
オシアナス

「オシアナス」には、最先端のICTと切り結ぶ腕時計の小気味良さがある。ホットバージョンに含まれるブルートゥース対応のモデルがまさに典型。スマホと連動して世界中どこでも現地時間に表示を切り替える。モバイルツールとアプリが負荷を分担するので腕時計が嵩高くならず、デザインの自由度に優れる。スマートであることがスタイルにつながり、だからお洒落が知的に映る。
国際的ビジネスマンの、実用的かつ小粋な相棒であるその「オシアナス」に、魅力的なモデルが揃った。ニューカラーで登場した新作が「OCW-T3000-2AJF」。ベーシックな“クラシックライン”に登場した、待望の青文字盤だ。日中米英独で全6局の電波に対応し、ソーラーで、オートカレンダーとストップウォッチを装備。デュアルタイム表示はメインの時刻表示と連動する24時間サブダイヤル、6時位置の時分表示が独立し、ボタン1つを3秒押すだけで入れ替わる。ベゼル上の数字は時差情報で、デュアルタイム設定時にはインジケーターの役目を果たすなど、ディテールもクール。海外渡航に便利この上ない時計が専用アプリで知的重装備し、しかも涼しげなブルーフェイスを気取る。
それら魅力的な機能をすべて装備した上でさらにスタイルをシェイプアップした新作が、プレミアムな“マンタ”シリーズの「OCW-S5000E-1AJF」だ。内部の部品の配置から見直して、ぎりぎりまでスリム化。ケース厚は9.5mmにまで追い込んで、これまでにない切れ味の薄型ウォッチが誕生した。都市コードを配置したベゼルは16面体にかたどり、ブラックDLC仕上げ。サファイアの風防ガラスにはデュアルカーブと、小技も効いている。
技術の粋を、エレガントなスタイルで魅せること。中身が伴う外見だからこそ、直感でも理性でも人を惹きつけるのである。

  • OCW-T3000-2AJF

    クオーツ電波、チタン、ソーラー充電システム、ケースサイズ48.2×43.1×11mm、世界6局(日本2局・中・米・英・独)の標準電波を受信、デュアルタイム、モバイルリンク機能(アプリ「OCEANUS Connected」対応)、10気圧防水。¥110,000(税込)

  • OCW-S5000E-1AJF

    クオーツ電波、チタン、DLC処理(16面体カットベゼル)、ソーラー充電、ケースサイズ48.8×42.3×9.5mm、世界6局の標準電波を受信、デュアルタイム、モバイルリンク機能(アプリ「OCEANUS Connected」対応)、10気圧防水。¥198,000(税込)

カシオ計算機 お客様相談室 TEL:03-5334-4869