私の傘に入って⁉ フェラーリ ポルトフィーノは、リアー...

東京車日記いっそこのままクルマれたい!

第78回 FERRARI PORTOFINO/ フェラーリ ポルトフィーノ

私の傘に入って⁉ フェラーリ ポルトフィーノは、リアーナの歌のように小悪魔的なGTクーペでした。

構成・文:青木雄介

編集者。長距離で大型トレーラーを運転していたハードコア・ドライバー。フットボールとヒップホップとラリーが好きで、愛車は峠仕様の1992年製シボレー カマロ改。手に入れて11年、買い替え願望が片時も頭を離れたことはない。

時速100kmまでの加速はわずか3.5秒。グラマラスなボディがその走りを期待させる。

V8エンジンを搭載し、GTカーとして誕生したフェラーリ カリフォルニアから10年。フェラーリはカリフォルニアTの後継モデルとしてポルトフィーノを発表した。新設計のシャーシは80kg軽量化され、エンジンの出力は600馬力超え。デザインも一新され、その名の通りフェラーリを北米からイタリアに帰還させる(ポルトフィーノはイタリアの高級リゾート地)という意志を感じた一台だったね。首都高から峠のロングツーリングまで500kmぐらいドライブしたけど、「フェラーリGTクーペのニューエラ(新時代)が始まった!」って感じだったね。

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