フランス人建築家エマニュエル・ムホーは、東京がもつ“色...

フランス人建築家エマニュエル・ムホーは、東京がもつ“色”に惹かれて移住した。

多彩な色を駆使して、さまざまなインスタレーションを行うフランス人建築家エマニュエル・ムホーさん。近年、注目を集めている建築家のひとりですが、彼女が拠点とするのは、母国フランスではなく東京。それは、なぜでしょうか? ムホーさんは、その理由について、こう語ります。

「東京にあふれる無数の色や複雑な街並みに、大きな衝撃を受けました。母国フランスの街並みはとても美しいのですが、東京の街並みに比べたらモノトーンと言えるでしょう。わたしは東京の色に惹かれて移住を決めたのです」

そんなムホーさんの作品は、Pen国際版の「Paris, Tokyo」シリーズで紹介されています。動画の中でムホーさんは、「生活の中で、100種類以上の色を一度に見ることなんてありませんよね?」と語っていますが、たしかにそうかもしれません。むしろ、そんなことを考えたこともなかったというのが正直なところ。色という彼女の視点で見ると、東京の街並みもなんだか違って見えてくるから不思議です。

フランス人建築家エマニュエル・ムホーは、東京がもつ“色...