アンディ・ウォーホル×味覚糖のど飴缶×伝統工芸、このコラボレーションは見逃せない!

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    ネットで限定発売される、アート缶全30種を収めたスペシャルボックス。展示は代官山 蔦屋書店にて、4月16日まで。

    おなじみ味覚糖のど飴に、アンディ・ウォーホル缶が登場しました! 没後28年が経っても注目され続けるウォーホルの作品は、これまでにさまざまなコラボレーションが行われてきましたが、今回UHA味覚糖が発売する「味覚糖のど飴缶 アンディ・ウォーホル」は、全30種類という圧倒的なバリエーション。1964年に発表した「Flowers」や壁紙シリーズ「Cow wall paper」、81年の「Gun」といった代表作が含まれており、ファンにはたまらないコレクターズアイテムです。


    注目したいのは、全30種のアート缶が福井の伝統工芸品、越前漆器に収められ受注販売されること。「Andy Warhol × Japan Box」と名付けられたスペシャルな漆箱をディレクションしたのは、日本の伝統工芸の技に現代的文脈を加え、発表している丸若屋です。

    「アンディ・ウォーホルは、自身が構えるファクトリーのなかで、工業的な力を借りてアートをつくり続けてきた作家です。越前は工芸の力を残しつつも、国産漆器としては工業的な生産方法をいち早く取り入れ、安定した供給体制をもつ産地ということもあり、今回制作を依頼しました」と語るのは、丸若屋の深津章さん。


    この依頼を受けたのが、200年以上の歴史をもつ漆琳堂の8代目である内田徹さんです。

    「漆の美しさを保ちながら、ウォーホルの色彩豊かで明快な図柄を再現する ことに専念しました」という内田さんは、刷毛を使った伝統的な手法で黒漆をていねいに塗り込み、下地、中塗り、上塗りの工程を繰返した後、ウォーホルの美しい絵柄をシルクスクリーンで転写していきました。


    漆器にシルクスクリーンというのは意外な組み合わせにも思えますが、 既存のデザインを用いて量産を手がけるには最適な手法ということ。ウォーホル自身もシルクスクリーンを多用した作家だけに、共通するエッセンスが感じられます。1964年にニューヨークのレオ・カステリギャラリーで発表された、代表作のひとつ「Flowers」が、50年の時を経て漆で大胆に仕上げられたのです。


    この漆箱はアート缶全30種を中に収め、銀箔×漆で仕上げた豪華な外箱つきとして30個のみ、ネットで限定受注販売(¥540,000)されることになりました。また、この貴重な作品が代官山 蔦屋書店にて、4/16まで展示されているのですから、見逃せません。味覚糖のど飴缶が媒介することで時代と文化を超え、現代によみがえったアンディ・ ウォーホル。ぜひ、ご堪能ください。

    全30種類の中から、ここでは6つを紹介。上右「Flowers 1964」、上中「Banana c. 1966」、上左「Cow 1966」、下右「Gun c. 1981-82」、下中「Self-Portrait 1986」、下左「$1 1982」

    エッジ部分や段の接合部で絵柄にズレが生じていないか、 「Andy Warhol × Japan Box」をディテールまでチェックする丸若屋の深津章さん(左)と内田徹さん(右)。

    「味覚糖のど飴缶 アンディ・ウォーホル」は3つの味。タブレットタイプのど飴。五角形でツルツルしたなめ心地は抜群。5種類のハーブを配合し、のどにもやさしい。グレープ、 ミント、コーラと3つの味を用意。全国のスーパー、コンビニ、 ドラッグストアなどで発売中。

    問い合わせ先 UHA味覚糖 TEL:0120-653-910
    商品情報 http://mikakuto-nodoame.jp