聖地「沖ノ島」の特別取材に成功! Pen 7/15号「神々の宿る島へ。」好評発売中。

  • 文:Pen編集部

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今号のPenは、古来、人間の営みとは切り離せない土着信仰や精霊崇拝について、国内外の神秘的な島々を巡ってひも解きました。

必見は、世界遺産登録への動きで注目される一方、限られた神職以外は原則として立ち入ることのできない、福岡県沖ノ島のレポート。表紙の写真は、その全景です。特別に許可を得た取材チームが上陸した島は、巨岩のひしめく森に神々の力が宿る聖なる地でした。シルクロードの終点であったこの島にはかつて八万点を超える宝物が眠り、「海の正倉院」と称されました。今回は発見されたその神宝の一部を撮り下ろしで紹介。また、沖ノ島をずっと見つめてきた写真家、藤原新也さんによる島の写真と特別インタビューも掲載しています。

続いては、南の楽園バリ島です。バリ・ヒンドゥー教の寺院や人々の祈りの姿に神への強い畏敬が感じられます。さらに長崎県の壱岐島は、一千社を超えるともいわれる神社を抱える島。朝鮮半島や中国大陸との交易の要衝として古代から栄えたこの地には、神の息吹と歴史ロマンが漂います。そしてハワイのスピリチュアルなスポットといえば、ハワイ島のキラウエア火山。そこに住む女神、ペレへの信仰とフラの関係も改めて考えます。その他、琉球神話や神事が色濃く残る沖縄県久高島の紹介や、沖縄に移住した写真家、藤代冥砂さんが感じる「沖縄の神性」についてのインタビューも掲載しています。

とじ込み付録は「泊まる・食べる・買う 神々の島の愉しみ方」です。特集で紹介したバリ島、壱岐島など、アクセスが容易な国内外の4つの主要エリアから、美しい景観の宿や、地の恵みあふれる料理、そして旅の思い出となる逸品など、五感を刺激するガイドをお届けします。

好評発売中の「Pen」7月15日号「神々の宿る島へ。」特集。

神が宿るといわれる世界の島々では、美しい森、清らかな水、人を寄せつけない巨岩や雄大な山などに、われわれの想像を超える神聖な力が秘められていると伝えられてきました。そこにひとたび足を踏み入れれば、自ずと魂は浄化され、活力を取り戻すことができるでしょう。神が宿る美しい島々を、一緒に巡っていきましょう。 ※写真は「Pen」7月15日号「神々の宿る島へ。」特集より。

玄界灘に浮かぶ絶海の島、沖ノ島は、”日本最後の秘島”とも言われ、4世紀から神宿る祭祀の島として神秘のベールに包まれ、崇拝されてきました。また八万点もの国宝が眠る「海の正倉院」とも称され、世界的な関心の的となっています。今回は特別な許可のもと、代表的な遺物の一部を撮り下ろすことができました。 ※写真は「Pen」7月15日号「神々の宿る島へ。」特集より。

世界の島々を眺めると、バリ島ほど美しく、敬虔な祈りの精神にあふれた島はほかにないかもしれません。今回の特集では編集部員が現地に赴き、寺院や有識者の話を聞きながら、この祈りの楽園の神秘に迫ります。傷跡残る侵略の歴史にも堪えた、美しくも切ないバリ島の姿を見つめます。  ※写真は「Pen」7月15日号「神々の宿る島へ。」特集より。

玄海灘の宝石箱と讃えられる長崎県の壱岐島は、南北17km、東西15kmの小さな島です。この記事では、神の息吹を感じられる代表的な神社や風光明媚なスポットを紹介。いわゆる観光ガイドとは異なり、壱岐島の歴史と、古来の日本人の精神のルーツに迫ります。今夏の島旅の目的地に、ぜひとも壱岐島を選んでください。  ※写真は「Pen」7月15日号「神々の宿る島へ。」特集より。

「ビッグアイランド」とは、ハワイ諸島の中でも最南に位置し、いちばん大きな島であるハワイ島の呼び名です。この島の目玉は、いまも真っ赤なマグマが煮えたぎり、活動を続けるキラウエア火山。この火山には、ハワイ神話で最重要人物とされる情熱的な火の女神ペレが住んでいると言われています。ほかにも夜に出る虹やペレを象徴する花々など、ハワイの自然には神々の存在が垣間見えます。 ※写真は「Pen」7月15日号「神々の宿る島へ。」特集より。

神々の島を訪れる際に心強い味方となるのが、綴じ込みの「神々の島の愉しみ方。」特集です。バリ島、ハワイ島、壱岐島、沖縄など、特集で取り上げる4つの主要なエリアにスポットを当て、五感を刺激する楽園の愉しみ方をお届けします! ※写真は「Pen」7月15日号「神々の宿る島へ。」特集より。

「神々の宿る島へ。」

2017年 7月15日号 No.432 ¥630(税抜)
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