今年見るべきアートがこの一冊でわかる! Pen 8月1日号「あのアートが見たい。」発売中です。

  • 文:Pen編集部

Share:


今年は世界的に見ても、アート・イヤーと呼ぶにふさわしい年です。ドイツでは、ドクメンタとミュンスター彫刻プロジェクト、イタリアではヴェネツィア・ビエンナーレ、日本国内でも芸術祭や、注目の展覧会が目白押し。そこでPenは、今年必見のアートを徹底取材。この1冊さえあれば、いま見るべき作品がバッチリわかります!

まず初めは、近年、国際的に再評価が進んでいる日本の現代美術の動きのひとつ「もの派」にフォーカス。サカナクションの山口一郎さんが登場し、「もの派」との出合い、惹かれた理由など、その面白さを語ってくれました。

続いては、この夏、ロンドンと東京の2カ所で展覧会が開催されている彫刻家、アルベルト・ジャコメッティを取り上げました。2展を見比べられてみる、Penならではの企画です。

さらに、新しくオープンする美術館を紹介。現代美術作家の杉本博司さんが手がけ、10年の建設期間を経てこの秋開館する、小田原の「江之浦測候所」や、来月全面開館するアートとデザインの新しい発信地、「富山県美術館」など、気になるミュージアムをひと足早く披露します。

海外の芸術祭は、ドクメンタ、ミュンスター彫刻プロジェクト、ヴェネツィア・ビエンナーレの3つをわかりやすく伝えます。そのほか、美術家の森村泰昌さんによる西洋美術の「奇想」に注目した展覧会案内。さらにASEAN10カ国、そして日中韓というアジア・アートの最前線がわかる『サンシャワー』展、『アジア回廊』展の注目作品解説も収録。把握しづらいアートの動向が見えてくるはずです。

また、秋からの大型個展を準備中の建築家・安藤忠雄さんのインタビュー、レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』など、現地へ足を運ばなければ見られない西洋絵画の傑作10点など、読めばきっと見に行きたくなること間違いなし。

アート、見に行ってみませんか?

好評発売中の「Pen」8月1日号「あのアートが見たい。」特集。

アート・イヤーと言われている2017年。ドイツではドクメンタとミュンスター彫刻プロジェクト、イタリアではヴェネツィア・ビエンナーレと、海外で3つの大規模な芸術祭が開催されます。国内でも、注目の展覧会や新しい美術館など、話題に事欠きません。この1冊あれば、数ある作品の中でいまなにを見るべきかがひと目でわかります。 ※写真は「Pen」8月1日号「あのアートが見たい。」特集より。

この夏、ロンドンのテート・モダンと東京の国立新美術館で20世紀を代表する芸術家、アルベルト・ジャコメッティの展覧会が開催されています。ジャコメッティの展覧会は日本では11年ぶり、ロンドンでも20年ぶりの開催。Penでは大注目のふたつの展覧会のみどころを、たっぷりとお届けします。 ※写真は「Pen」8月1日号「あのアートが見たい。」特集より。

教会の祭壇画や美術館が絶対に貸し出さない重要作など、わざわざ足を運ばなければ見られない名画があります。たとえば、クロード・モネの『睡蓮』の連作は、パリのオランジュリー美術館の空間に合わせて描かれ、そこから出ることはありません。その作品を見るための旅に出たくなる、西洋絵画の傑作を10点紹介します。 ※写真は「Pen」8月1日号「あのアートが見たい。」特集より。

「奇想」がテーマのふたつの展覧会が話題です。ひとつは国立西洋美術館の『アルチンボルド』展。もうひとつはBunkamura ザ・ミュージアムの『ベルギー奇想の系譜 ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで』展。両展を美術家の森村泰昌さんに案内してもらい、なぜこんな不思議な絵が描かれたのか、当時の画家の思考を訊きました。 ※写真は「Pen」8月1日号「あのアートが見たい。」特集より。

欧州の三大芸術祭であるドクメンタにミュンスター、ヴェネツィア・ビエンナーレ、さらに世界的に話題となった展覧会にもフォーカス。まずは5年に1度、ドイツで開催される世界最大級の現代アートの祭典「ドクメンタ」。マルタ・ミヌヒンが世界中の発禁本でつくった巨大な『本のパルテノン神殿』は、見た目のインパクトも絶大です。 ※写真は「Pen」8月1日号「あのアートが見たい。」特集より。

展覧会は一体どうやってつくられているのでしょうか? 4展の制作現場を取材し、その狙いを聞きました。建築家の安藤忠雄さんの大型個展、『安藤忠雄展―挑戦―』では、模型を制作中の事務所に伺い、自ら会場構成を行う安藤さんにインタビュー。考察の過程に迫りました。 ※写真は「Pen」8月1日号「あのアートが見たい。」特集より。

「あのアートが見たい。」

2017年 8月1日号 No.433 ¥630(税抜)

アマゾンで購入はこちら