いま読める唯一のバスキア大特集! Pen 10/1号「【完全保存版】ニューヨークを揺さぶった天才画家、バスキアを見たか。」は 9/17(火)発売です。

  • 文:Pen編集部

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ジャン=ミシェル・バスキア(1960~1988年)は、日本においてもとても人気が高いアーティストです。インパクトのある頭部や王冠の絵に見覚えがある人は多いでしょう、あるいはドキュメンタリーや映画を通して好きになった人、作品がプリントされたTシャツを愛用している人もいるはずです。けれど、いくつもの作品をじっくり見たことがある人は少ないのではないでしょうか? なぜならば残念なことに、これまで日本では数回しか展覧会が開かれていないからです。バスキアのアートを紹介する日本語の書籍もわずかで、大抵は古書でしか手に入りません。

ここ数年、ロンドン、パリ、ニューヨーク、とバスキアの画期的な展覧会が次々に開催され、世界では、バスキアに対して改めて大きな注目が集まっています。そしていよいよ9月21日より、日本でも待ちに待った本格的なバスキア展が六本木・森アーツセンターギャラリーで始まります。バスキアをしっかり自分の目で見る絶好のチャンスです。27歳で夭逝した天才画家バスキアはなにを描いたのでしょうか? 

『Pen』は、9/17発売号で、バスキアのアートの主題について、インスピレーション源や作品の魅力をひも解いていきます。ページをめくれば、作品のもつ圧倒的なパワーと、類のない独創性にきっと驚くはずです。もう知らないとは言えない、20世紀美術の最重要アーティスト、バスキアがわかる大特集です。どうぞお買い逃がしなく! 


★特集の見どころをピックアップ!

●27歳で世を去った、彗星のごとき天才の生涯。
アート界に彗星のごとく現れ、27歳という若さで亡くなったバスキアの生涯をたどる。

●出発点は、ストリートに描いたグラフィティ
1970年代後半のニューヨーク。10代だったバスキアは、友達とふたりで「SAMO©」という署名を添えた言葉を、廃墟の壁にスプレーペイントしていった。

●初期に才能を認めていた、ギャラリストの証言。
バスキアの才能に早くから着目していたひとり、ギャラリスト・美術評論家のジェフリー・ダイチが、バスキアのアートが世界で人々を惹きつけている理由を語る。

●ジャズにインスパイアされて、誕生した傑作の数々。
チャーリー・パーカー、ディジー・ガレスピーなど、黒人のジャズ・ミュージシャンをモチーフとした作品について。

●差別への怒りが、黒人アスリートを描く原動力。
野球選手ハンク・アーロン、ボクサー カシアス・クレイ(モハメド・アリ)やジョー・ルイス、陸上選手ジェシー・オーエンスなどを描いた作品について。

●レオナルド・ダ・ヴィンチの手稿が、心を捉えた。
多くのアートを積極的に学んだバスキア。特にルネサンスの万能の人、レオナルドの手稿にある絵や言葉を作品に取り込んでいった。

●日本との意外な関係を知る、大展覧会が開催。
待望の日本初の大型展『バスキア展 メイド・イン・ジャパン』の見どころを、キュレーターのディーター・ブッフハートに聞いた。

……など


第2特集は、「創立80年を迎えたジャズ・レーベル ブルーノート伝説、再び。」です。
あわせてご期待ください。

ニューヨークを揺さぶった天才画家、
バスキアを見たか。

2019年10月1日号 No.482  
紙版 ¥648+税 
デジタル版 ¥556+税(2,000ダウンロード限定)