平成最後のPenは、伝説のロックシンガーにクローズアップ! 永久保存版「尾崎豊、アイラブユー」特集は4月15日発売。

  • 文:Pen編集部

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平成4年4月25日、尾崎豊さんは26歳で夭逝しました。桜の季節が日本列島を過ぎ去り、ファンの肩を冷たい雨が濡らしてから、今年で27回目のその日を迎えます。新時代の節目を迎え、別れと出会い、終わりと始まりが交差するこの春、Penの「尾崎 豊、アイラブユー」特集では、かつて若者の代弁者であった男にクローズアップしました。

今回の特集は、ふたりの協力者のお力なくして成立し得ませんでした。ひとりは尾崎さんの音楽プロデューサーであった須藤晃さん、そしてもうひとりは10年間尾崎さんの写真を撮り続け、すべてのアートワークを担当した田島照久さんです。須藤さんも田島さんもデビューから亡くなるまで尾崎さんを支えた間柄。須藤さんには秘蔵のポラロイド写真をご提供いただき、尾崎さんとの知られざる想い出を明かしていただき、さらに「尾崎豊とはいったい何者だったのか?」というエッセイを特別に寄稿いただきました。また穏やかな表情が印象的な今号の表紙。こちらは田島さんがNYで撮り下ろした、貴重な一枚です。巻頭のグラビアでもこれまであまり紹介されることのなかった、ロックミュージシャン・尾崎豊のクールな佇まいを伝えるカットを厳選しました。

今回のユニークな企画のひとつに、楽曲のモチーフとなった場所を訪ねるページがあります。たとえば、尾崎さんの母校である練馬の中学校に特別な許可を得て足を踏み入れ、名曲「卒業」のモチーフとなった原風景を撮り下ろし。また代表曲「十七歳の地図」で描かれた、渋谷クロスタワーから眺める風景や目に突き刺さるような夕陽など、歌詞にちなんだ場所も訪れました。その他、音楽仲間が語る素顔の尾崎さんや知られざる武勇伝、ステージでともに闘った愛機、貴重な創作ノートなど、盛りだくさんの内容です。

特集の後半は、日本の音楽シーンを牽引するシンガーソングライターから俳優、脳科学者、評論家、ラッパーまで各界で活躍している著名人に尾崎豊の魅力について語っていただきました。それぞれのフェイバリットソングや印象的なエピソード、改めて感じるその才能の凄みについてなど、それぞれの「尾崎愛」を告白してもらいました。

ラストを飾るのは、実の息子でシンガーソングライターとして活躍している尾崎裕哉さん。今年30歳を迎える裕哉さんを、かつて父・尾崎豊を撮影した時と同じテンションで田島照久さんに撮影してもらいました。またアーティスト・尾崎豊の偉大さを裕哉さんに聞いたインタビューも必見。父の孤独や歌詞に込められた意味について、考察をいただきました。平成最後を飾る、永久保存版「尾崎豊」特集。ぜひとも、ご期待ください。

4月15日発売 Pen
特集「尾崎 豊、アイラブユー」目次より

◎アートディレクター・田島照久撮影 秘蔵写真公開 9ページ
◎日本・海外の表現者から刺激をもらい、学んだ。
◎孤高のシンガーが駆け抜けた、26年の生涯。
◎6枚のアルバムに残した、全71曲を完全紹介。
◎42回も飛んだ!デビュー作のジャケ写撮影秘話。
◎人気作詞家・いしわたり淳治がひも解く、尾崎の歌詞の魅力とは。
◎熱き魂が秘められた、自筆の創作ノートを特別に公開。
◎絶頂期の発言で振り返る、「若き天才」の光と影。
◎稀有な詩人の基礎をつくった、8冊の愛読書。
◎音楽プロデューサー・須藤晃が明かす、ふたりの記憶。
◎尾崎豊を巡る須藤晃のエッセイ「孤独の遺産」
◎楽曲のモチーフとなった、ゆかりの地を訪ねて。
◎ともに闘い、パフォーマンスを支えたギター
◎バンドメンバーが見た、カリスマの素顔。
◎当時の音楽雑誌は、この新星をどう扱ったのか。
◎新世代シンガーソングライターが語る、尾崎という音楽の原体験。
01 石崎ひゅーい 02 奇妙礼太郎 03 家入レオ
◎最愛の曲を発表します! これが私のベスト3
01 茂木健一郎 脳科学者 02 吉野北人 「THE RAMPAGE」ボーカル 03 袴田吉彦 俳優
04 般若 ラッパー 05 岡村詩野 音楽評論家 06 中川丈士 NHKディレクター
◎生誕50周年、「幻のボックスセット」誕生秘話。
◎息子・尾崎裕哉が語る、表現者としての父の偉大さ。

「尾崎豊、アイラブユー」
2019年 5月1・15日GW合併号 No.473 ¥648(税抜)

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