絵本がくれる、自分に戻る時間。Pen 4月15日号 特集「泣ける絵本。」好評発売中です。

  • 文:Pen編集部

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Pen最新号では、ひとりで読んでも、誰かに読み聞かせても胸がきゅっとなる、「泣ける絵本」の世界を案内しています。独自の視点でPenが厳選した「泣ける絵本」の紹介をはじめ、せつないほど美しい絵を描く国内外の人気作家の創作の秘密に迫るコーナーや、ユーモアあふれる作品の裏に秘められた巨匠作家たちの知られざる生涯に迫るページなど、もりだくさん。大型連休にじっくり本を読みたい方にもお薦めです。読後、あなたの心にはどんな話が花開くでしょうか?

世の中には、ただ眺めているだけで心を揺さぶり、涙を誘う絵本があります。たとえば、アントワーヌ・ギヨペ。レーザーカットの切り絵を駆使した美しい絵本に、世界が注目するフランスの作家です。また、話題の絵本『michi』や広告のイラストでお馴染みのjunaidaは、京都在住の日本人画家。宮沢賢治の童話に触発された水彩画の作品は、いくら眺めていても飽きません。ほかにもトム・オーゴマ、nakaban、阿部海太といった注目の作家を訪ね、読む人の胸を熱くする、創作の現場に迫りました。

当代きっての人気作家、宮西達也とヨシタケシンスケ。多作なふたりのアイデアの源泉はどこにあるのでしょうか? 読む人をクスリとさせたり、ホロリとさせたり、数々のヒット作を繰り出すその舞台裏を少しだけ公開します! そして今年、大人のための絵と詩の本『虹のくじら』を上梓した大宮エリー。制作にあたっては、とてもユニークなアプローチをしたそう。今回、Penの依頼に応えて新たに詩を二篇書き下ろしてくれました。想像力を掻き立てる絵と詩の世界をお楽しみください。

さて、泣けるツボは人それぞれ、男性にお薦めの絵本を「親子の情」、「ひとはなぜ争うのか」などテーマ別に集めてみました。愛、友、命、時などの価値を、巧みな絵と文とで訴えかける力作ばかりです。ほかにも、日本最大級の絵本情報サイト「絵本ナビ」代表が語る「大人こそ絵本を読むべき」である理由や、装幀家の坂川栄治が唸った「泣けるほど美しい」デザインの絵本、そして絵本に強い東西の書店の紹介も。幼い日に触れた絵本の感動が甦り、改めて書店で紙の手触りや絵のタッチを確かめたくなる、魅惑の絵本特集です。

泣ける絵本。
2019年 4月15日号 No.472 ¥648(税抜)
詳しくはこちら → https://www.pen-online.jp/magazine/pen/472-ehon.html 
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