「RED U-35」最終決戦が行われ、“和食”の未来を担う最強料理人が...

「RED U-35」最終決戦が行われ、“和食”の未来を担う最強料理人が決定! 

左から3番目がレッドエッグを贈られた杉本敬三さん。ゴールドエッグを勝ち取ったファイナリストたちといっしょに。

小誌9月1日号『小山薫堂さんと、日本らしさについて考えてみました。』特集でも紹介された「RED U-35」プロジェクトが、ついにファイナル。11月4日、東京デザイナーズウィークの会場内にて新たな料理人のスターが決定し、その授賞式が行われました。

このプロジェクト、あの岸朝子さんとぐるなびの代表取締役会長・滝久雄さんが発足人を、そして我らが薫堂さんが総合プロデューサーを務めています。料理人のなかで、“若い才能”を発掘するという目的のもと、国内外に広く募集をかけ、応募者は450件を超えました。この日は、名だたる11人の審査員による第一次・第二次・第三次審査を終え、見事通過した6名の若き料理人が会場に集結。500名もの来場者が見守るなか、審査員長の辻芳樹さんより最優秀料理人の名前が発表されました。

最優秀料理人の証である“レッドエッグ”が贈られたのは、新橋の「レストラン ラ・フィネス」でオーナーシェフを務める杉本敬三さん。発表された瞬間、その場で飛び跳ねてしまうほど杉本さんは興奮!杉本さんには、賞金の500万円だけでなく、「世界一憧れる料理店に食べに行ける研修!」がプレゼントされました。

料理人としてのセンスや技術力だけでなく、その人の想いだったり将来性も含めて判断されるこの「RED U-35」プロジェクト。“和食”がユネスコ無形文化遺産登録間近となっていますが、“若い才能”をもつこれからの料理人こそ日本の誇りであり、すなわち財産になるのではないでしょうか。(Pen編集部)

杉本さんの最終審査作品、「R.E.D Tokyo 2013 Ris pliaf, Egg and chiken Don(丼), Tokyo(東京シャモ)」。

RED U-35公式サイト www.redu35.jp

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