日本×北欧がロンドンで人気! 今年のクリスマスギフト選...
LONDON ロンドン

日本×北欧がロンドンで人気! 今年のクリスマスギフト選びは複合施設「パンテクニコン」で決まり。

文:宮田華子

「パンテクニコン」という名前は1830年に建築された、ギリシャ様式のアート&クラフトセンターの名称を引き継いだもの。白亜の荘厳な外観はそのままに、内観はモダンに改装されている。Photo: © Charlie McKay

12月2日に2度目のロックダウンが解除されたロンドン。厳しい行動制限下にあるが一気にクリスマス商戦に突入している。クリスマス期間の12月23~27日はルールが緩和され、3世帯まで室内で会うことが許される。「家族や友人に会えない」ことを強いられた1年だっただけに、今年はクリスマスプレゼントに力が入ると予想されている。

予定から3カ月遅れの9月22日にオープンした「パンテクニコン」はデザイン性が高く、「まだ誰も持っていない」ようなとっておきの一品が見つかる複合施設だ。北欧と日本にフォーカスした店舗が入り、日本でもお馴染みの「カフェキツネ」もテイクアウト&イートインの客でにぎわっている。1階は雑貨類を揃えた「ジ・エディット」と日本酒ショップ&バー「Sakaya」(12月10日開店)。2階のセレクトショップ「ザ・スタジオ」は、インダストリアル風のインテリアでゆったりとショッピングが楽しめる。3階と4階は北欧のグルメスペースで、「エルダー」をはじめとするモダンノルディックなレストランが入居している。

プロダクトやデザインの分野で、北欧と日本の親和性は長く語られてきたことだが、これまで「北欧と日本」にフォーカスした施設はなかった。共同創業者であるバリー・ハーストが「大の北欧と日本好き」であることが発端となり、このコンセプトがひらめいたという。

文房具から食器、ファッションアイテムからコスメまで、約150ブランド(約1,500アイテム)を扱い、ほとんどのアイテムがエクスクルーシブ商品。ディスプレイに使用されている家具もすべて購入可能だ。寒さが厳しいいま、日本製の良質な靴下(16ポンド~)をまとめ買いする人が多く、ノルウェーやデンマーク製の防寒性の高いコート類も人気だ。

日本と北欧、2つの地域を融合し、イギリスのフィルターを通して見つめているパンテクニコンは、いまのイギリス、そしてロンドンで求められているものがよく見える場所でもある。日本人にとっては、馴染み深い雑貨や食がどう評価されているのかがよく分かる、再発見の場だ。

高い天井と煉瓦の内壁を生かした2階のセレクトショップ「ザ・スタジオ」。白木を組んだ天井は、日本の格(ごう)天井を彷彿とさせる。数ポンドから数千ポンドまで、幅広い価格帯の商品が並ぶ。エコ意識の高まりととともにイギリスでも浸透しつつある風呂敷(25~49ポンド)は主力商品のひとつ。Photo: © Charlie McKay

1階にある「カフェキツネ」はパリに本店をもつ日本風カフェ。抹茶を使ったケーキや日本風のサンドイッチが大人気。ボリューム満点のチキンカツサンド(6.50ポンド)は、少し甘めのパンに、ソースとマヨネーズがしっかりしみた肉厚のチキンカツはさんであるガッツリ系。Photo: © Hanako Miyata

PAN-TECHNIC’ON

19 Motcomb St, Belgravia, London SW1X 8LB
TEL:020-7034-5425
※営業時間は各店舗に準ずる
www.pantechnicon.com

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