ビーントゥバーブランド「ミニマル」と「丸山珈琲」とがコラボ。‟食べるコーヒー”みたいなチョコが生まれました。

  • 文:久保寺潤子

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“食べるコーヒー”をコンセプトにつくられた、新発想の板チョコレート。チョコレートの中と裏面に、細かく砕いたコーヒー豆がちりばめられています。

国内外のチョコレートが一堂に会するバレンタインシーズンは、チョコレート愛好家にとって心騒ぐ季節です。さまざまな趣向を凝らした製品が登場する中、カカオの風味を活かし、チョコレート本来のおいしさを求める人たちが注目するのは、ビーントゥバー。カカオ豆と砂糖だけでシンプルに豆の特徴を引き出す板チョコは、繊細な味覚を刺激する、大人ならではの嗜好品といえるでしょう。日本発のビーントゥバーブランド「ミニマル」は、産地から直接カカオ豆を仕入れ、年間3000を超えるレシピ開発を行うチョコレートのエキスパート。世界のカカオ豆農家とチョコレートを愛するすべての人へリスペクトを込め、クラフツマンシップを追求しています。

カカオへの情熱を抱き続けるミニマルがパートナーとして手を組んだのは、スペシャルティコーヒーでお馴染みの「丸山珈琲」。飲料としてではなく、コーヒー豆そのものを味わえないだろうか? との発想から、両者がタッグを組みました。原材料はカカオ豆とコーヒー豆、砂糖の3つのみ。無限大の組み合わせの中から、互いの豆を引き立て合うペアリングの作業が始まりました。試行錯誤の末に選ばれたチョコレートは、コーヒー豆の風味を活かすミニマルの板チョコ「HIGH CACAO(カカオ80%)」。対する丸山珈琲では、オレンジやハーブ、スパイスの風味をもつインドネシア・ワハナ農園の中煎りコーヒー豆をセレクト。チョコレートにコーヒー豆を砕いて混ぜ込み、さらにダイレクトに豆の風味が感じられるよう、チョコレートの裏側にも適量を散らしました。こうして生まれた「’Specialty Coffee」は、噛んだ瞬間、コーヒー豆のざらっとした食感とともに香ばしさと酸味が立ち上り、それらをチョコレートがまろやかに包み込みます。コーヒー豆の苦みを打ち消すことなく、コーヒーとチョコレートの特性を際立たせることで、新たな味覚へと誘うのです。

産地、製法、シングルオリジン、ブレンドなどさまざまな素材と製法を組み合わせて多様な香りの表現を追求してきたミニマル。1年間でつくった3119個のレシピの中から厳選した7種のチョコレートに誕生のストーリーを加え、一冊の本のようなパッケージに仕立てた限定セット「Minimal Works:Flavor2019」も好評発売中です。それぞれのチョコレートの解説書も付いているので、それを眺めながらフレーバーの個性を食べ比べ、カカオ豆の産地に思いを馳せるのも楽しいひと時です。コーヒーやワインと並んで、新しい味覚体験ができるチョコレート。その奥深い世界に浸ってみませんか?

ミニマルはコーヒーとカカオの理想的なマリアージュを目指し、顧客参加型イベント「Minimal’s Table」を開催。参加者の声を商品に反映させました。

丸山珈琲のベテランバリスタ、鈴木樹さん。コーヒー豆とカカオ豆のペアリングを行う際は、フレーバーの方向性を一致させることから始めるといいます。

「’Specialty Coffee」1枚 ¥1,458(税込)。 特別な製法でつくるミニマルの板チョコライン「‘XXX(プライム)」として2019年1月25日(金)よりミニマル富ヶ谷本店、丸山珈琲、表参道Single Origin Store、丸山珈琲西麻布店、丸山珈琲尾山台店、丸山珈琲小諸店、丸山珈琲ハルニレテラス店、丸山珈琲MIDORI長野店、丸山珈琲オンラインショップで限定発売されます。

選りすぐりの7種類のフレーバーがセットされた3000個限定の「Minimal Works:Flavor2019」¥5,940(税込)。ミニマル富ヶ谷本店、銀座店、白金高輪店、東武池袋店、オンラインショップにて発売中。

●ミニマル広報事務局 
TEL:03-6277-2936
https://mini-mal.tokyo