こだわりのスコッチウイスキーを求める人に、選び抜いたシェリー樽熟成原酒を使った「グレンロセス」新シリーズが登場。

  • 文:西田嘉孝

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2019年4月1日(月)よりリリースされる「SOLEOコレクション ザ・グレンロセス12年」 700ml ¥5,940(税込、希望小売価格)

120を超えるスコッチウイスキーの蒸溜所のうち、半数近くが集中するスコットランド・ハイランド地方東部のスペイサイドエリア。数多くの蒸溜所が隣接するスペイ川の支流にあたるローゼス川沿いで、1879年からウイスキーづくりを続けるのがグレンロセス蒸溜所です。伝統的にシェリー樽での熟成にこだわる蒸溜所としても知られていますが、なによりもうっとりするようなスイートさと華やかさ、そして秀逸なバランスがグレンロセスの特徴。古くからカティーサークなどの有名なブレンデッドウイスキーに欠かせない原酒とされてきたため、現在もシングルモルトとしては全生産量のわずか数%しかボトリングされません。

そんなグレンロセスの新シリーズが、2019年4月1日にリリースされる「SOLEO(ソレオ)コレクション」。「SOLEO」とは、シェリー酒の故郷であるスペインのヘレス地方で見られる葡萄を天日干しにする伝統的な手法のことです。このシリーズはその手法にインスパイアされ、厳選されたシェリー樽熟成原酒のみが使用されています。

スコッチのシングルモルトでは、熟成年別に商品をリリースするのが一般的ですが、これまでのグレンロセスは蒸溜年別の「ヴィンテージ」や、熟成に使用する樽の個性をそれぞれに楽しめる「リザーブ」といったシリーズでシングルモルトをリリースしてきました。対して新シリーズでは、熟成年数を表すエイジング表記を採用。今回の「SOLEOコレクション」では、バナナやメロンのような甘く華やかな香りと、果実をたっぷり使った上質な洋菓子を思わせるスイートなフレーバーが楽しめる「12年」をはじめ、バニラや洋ナシのスイートさを温かなスパイスが包み込む「18年」、トロピカルフルーツから始まる深く複雑な香りや味わいが堪能できる「25年」の3種がリリースされます。

蒸溜所でブレンダーが使用するサンプル瓶に着想を得た、ボトルやラベルのデザイン性の高さもグレンロセスの特徴。バーでも見つけやすく、部屋に置いても絵になります。新たに生まれ変わったグレンロセスをこの機会に試してみてください。

「SOLEOコレクション ザ・グレンロセス18年」700ml ¥16,200(税込、希望小売価格)

「SOLEOコレクション ザ・グレンロセス25年」700ml ¥59,400(税込、希望小売価格)

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