「満寿泉」を「シーバスリーガル」の樽で寝かせたら……? 特別な日本酒「リンク 8888」が、50本限定で発売されます。

  • 文:Pen編集部

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商品名に付けられた「8888」という数字は、スコットランドのキースにあるシーバスリーガルの蒸留所から、富山市に蔵を構える桝田酒造までの距離を示しています。¥7,020(税込、50本限定)

富山の銘酒、「満寿泉」。全国にファンの多い老舗でありながら、キットカットとコラボを行うなど、これまでもさまざまな取り組みが注目されてきました。チャレンジを続ける満寿泉がこのたびタッグを組んだのは、ブレンデッド・スコッチ・ウィスキーの名門「シーバスリーガル」です。シーバスリーガルの原酒を詰めていたアメリカンオーク樽を使用して、満寿泉の原酒を熟成、「リンク 8888」という新しい日本酒が生まれました。

このコラボのきっかけは、日本の食文化を世界に発信する取り組みを続けている中田英寿氏が、2017年にシーバスリーガルのビジネスアワード賞(「ゴールドシグネチャーアワード」)を受賞したこと。満寿泉をこよなく愛する中田氏を介し、満寿泉を製造する桝田酒造とシーバスリーガルの両メーカーが手を取り合い、2018年1月に、新たな酒づくりを目指すプロジェクトが始まったのです。

リンク 8888のもっとも面白い特徴は、シーバスリーガルの”アート・オブ・ブレンディング”の思想を取り入れた、いわば”ブレンデッド日本酒”であることです。使用されたアメリカンオーク樽は、シーバスリーガルを12年以上熟成させていたもの。山田穂や山田錦、黒米などを用いた味わいの違う原酒を、それぞれ異なる樽で熟成し、それらをまるでウィスキーのようにブレンド。スコッチの芳しい薫りを纏った、バランスの良い日本酒が誕生しました。

山田穂を使った純米大吟醸がベースになっており、ハーブを思わせるフレッシュさと蜂蜜のようなトロリとした甘さが身上。そこに山田錦の純米大吟醸と、ワイン酵母を使用した原酒を加えてクリーミーな風味を引き出し、わずかに加えた黒米原酒がナッツのような香りを添えます。樽熟成によって、微かにスコッチウィスキーの薫りも漂う、神秘的な日本酒になっているのです。

この日本酒は、桝田酒造店にて50本限定発売という貴重なボトルですが、シーバスリーガルの世界観を体感できるポップアップイベント「シーバスリーガル・エクスペリエンス・アット・メルセデス・ミー・トーキョー」では、特別にバイ・ザ・グラスで提供しています。スコットランドと日本をつなぐ、未知の日本酒を体感しましょう。

六本木のメルセデス・ミー・トーキョーでは、リンク 8888をグラス¥1,000(税込)で楽しめます。ほかにも、シーバスリーガルのブレンドの奥深さを体験できるコーナーを用意。

問い合わせ先/桝田酒造店 TEL:076-437-9916
www.masuizumi.co.jp

「シーバスリーガル・エクスペリエンス・アット・メルセデス・ミー・トーキョー」
開催期間:2018年12月19日(水)~2019年1月9日(水)
開催場所:メルセデス・ミー・トーキョー アップステアーズ
東京都港区六本木7-3-10
TEL:03-3423-8775
営業時間:
11時~14時30分L.O.(ランチ)
18時~22時L.O.(ディナー)
11時~23時30分L.O.(バー)

定休日:年末年始 ※貸し切りイベント等で入場できない場合があります。事前にご確認ください。
https://success-is-a-blend.chivas-regal.jp